中日のソイロ・アルモンテ外野手(30)は13日、阪神戦(ナゴヤドーム)の6回に遊ゴロを放った際、一塁への走塁中に右太ももを痛めて途中交代した。試合中に名古屋市内の病院で診察を受け「右大腿(だいたい)直筋筋腱移行部の損傷」と診断された。関係者によると損傷の重さは2度で、14日に出場選手登録を抹消される予定。
試合後にナゴヤドームへ戻ってきたアルモンテは、右足を引きずるようにして歩いていた。帰り際、通訳を通して「今日はノーコメントで」と言うのみだった。
アルモンテは7月6日に1軍へ戻ると徐々に調子を上げ、ここまで打率3割2分9厘、7本塁打、25打点の好成績を残した。7月下旬からは3番に固定され、8月は50打数22安打の打率4割4分、3本塁打、10打点。登録抹消となれば、チームにとって大きな痛手だ。