右手小指の靱帯(じんたい)を断裂し離脱していた中日の高橋周平内野手(25)が、豪快な一発で順調な回復ぶりをアピールした。
13日に1軍練習に合流。阪神戦前にナゴヤドームで行われたシート打撃で、高橋は1打席目に育成の大蔵の直球をとらえ右翼席中段へ放り込んだ。
これには見守った与田監督はじめ首脳陣もビックリ。与田監督は「写真撮ってるか?」と報道陣に声をかければ、伊東ヘッドコーチは「明日の(新聞)1面だな~」と笑みを浮かべた。
高橋は2打席目も大蔵から中前打。3打席目以降は育成の浜田達の前に二ゴロ、空振り三振、右飛だったが、十二分に存在感を発揮した。
シート打撃には高松も臨み、4打席目には右翼フェンス直撃に二塁打を放った。