民放と完全にグル、NHKネット有料制強行、、、
小さなスマホで見るNHKの放送まで金をとるのかとN国党や世論の大多数が騒いでいますが、NHKがもしこれを無料化すれば一挙に民放NHK護送船団方式がパアになりかねません。
これを少し説明するとNHKが絶対に有料制を譲れない背景を理解していただけると思います。
今ネットの世界ではYouTube、ニコニコ動画、DHCテレビ、N国党の立花氏がやってる放送はじめ個人が運営するものが数多くあります。
一方ラジオは日本のラジコはじめ今や世界中のFM放送は何千もの局が効き放題となっていますし、確認はしていませんがたぶんタイムシフトで聞けるものもあるのではないでしょうか。
もう20年も前にネットの動画が見ることが出来るようになった時、あるテレビ局の関係者に視聴者が好きな時間に日本全国のテレビ局のどの放送でも見ることが出来るようになるのではないかと言うような話題を話したことがありました。
民放はあまりやっていませんが、NHKはオンデマンドと言う形式で不埒にも国民が著作権を持つコンテンツを有料ですでに始めていて、しかもその事業が赤字だなどと粉飾決算をしています。
これがすべてのテレビ放送番組でできるようになると家庭のビデオデッキの必要性は半減することでしょう。
技術的には簡単にこの程度のことが出来るはずですが、NHKがBSや地上放送のすべてのコンテンツをネット同時配信し、日本国中のパソコン、スマホに課金すると言い出しています。
NHKが有料でネット配信するとどうなるかと言うと、民放各社はすぐに後追いし、これは無料となるでしょうから地上BSと同じように民放無料、NHK有料と言う体制が維持され、民放NHKともに、特にNHKはほくほくとなるでしょう。
NHKがネット配信を始めると、すぐにこの体制は整備されますので、コンテンツを受信するテレビは今は電波だけで、追加でHDMIなどでパソコンのモニターとして表示するシステムですが、ネット配信体制が完了するともちろんテレビはインターネットテレビ中心となりますので、NHKはを有料にしておかないと壊滅することになります。
NHKが来年度からネット配信すると言っているのに民放がほとんど沈黙でなにも言い出さないのはおかしいと言う意見が出てこないことに不信の念を抱く流れはネットの世界でもほとんど聞こえてきません。
少し考えればわかることなのですが、もし民放テレビのネット配信が先に完了した場合、多くの国民、視聴者はどう動くでしょうか。
この点をNHKは最大限に恐れていて、それを知っている民放がネット配信でNHKに先んじることは絶対にしないと談合してじっと潜行しています。
なぜなら民放各局をNETで視聴できるようになった国民はほぼ50%以上テレビアンテナを外してNHKを解約することでしょう。
そのあとでNHKがネット配信するので視聴料を支払えと言っても後の祭りです。
この暗闇の超悪徳談合は既得権を持つNHK,民放、自民党はじめ各政党、電通はじめ番組制作会社、大手スポンサー企業など日本全体を巻き込んだ暗闇を静かに進んでいます。
ネット配信のシステム整備と維持管理費用は一波当たり数千万もあれば整備でき、その維持管理費用はほとんどただ同然ででき、今の無線電波方式の数百分の1程度の費用でできるのではないかと思います。
今のネット放送分野は弱小暴利体制で十分な競争が働いていないため、でたらめなくらいCMを入れたり、画質を落としたりやり放題でしかもコンテンツがごく限られています。
これはなぜか、大手民放が良質なコンテンツを安価に数多く流さないからで、この点でも視聴者は大きく割を食っています。
NHKが有料で参入し、民放が後追いする体制なら、日本のネット動画メディアの発展は地上波BSと全く同じようなものになり、割りを食うのは国民視聴者と言うことになります。
と言うことでNHKとしてはネット有料は絶対に譲れないでしょうし、スクランブルもあり得ないでしょう。
さて国民が勝つか利権受益者が勝つか1年でけりが着きます。
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No title
N国党の主張するスクランブル方式は理解できますが、既にNHKだけが受信できないテレビ等の受信機は開発されているのにそれを採用、普及する事を主張しないのは何故なのかと言うのが良くわからない点の一つです。
それからNHKと受信契約をした上で受信料を払わないで裁判で勝つ、と言うN国党の主張も良くわかりません。
節約のためにNHKを見ないから受信契約をしないのは自由、と言うのならわかるのですが。
それからNHKと受信契約をした上で受信料を払わないで裁判で勝つ、と言うN国党の主張も良くわかりません。
節約のためにNHKを見ないから受信契約をしないのは自由、と言うのならわかるのですが。