昨日妻が、
「今日1番辛い...(この1年で)」
と言いました。
ここ最近は妻の衰弱があまりに激しく、身の回りの世話をほとんどしてあげないと厳しい状態なので本業以外に働けなくなってしまいました。
昨日も救急車を呼ぼうと言ったのですが、一昨日在宅医療で往診に来た腫瘍内科の先生に、
「膵臓の消化酵素が足りてないにしてもやれる事はない」
と言われた言葉が強く印象付いているようで、
「どうせ入院してもやれることないから...」
と、弱々しい声で言って拒否。
医療用麻薬のナルサスとナルラピドを多く飲んで眠りにつきました。
今までとは状況がまた一段階悪くなり、必要最低限の本業しかできず、なのに朝4時から犬の散歩からスタートした1日は、走り回るようにこなしてあっという間に夜11時位になってしまいます...
妻の家族はお姉さんがたまにちょこっと来る程度であとは誰も来ません...
全て一手に背負うっていうのは限界がありますね
こうなるともうお金もあっという間に破産まっしぐら
今までは働きまくってましたからね。
急にぴたっと本業だけにすれば今まで使った分のキャッシングの支払いが襲いかかってきて数ヵ月でゲームオーバーです
まぁ、仕方ないですね、免疫療法、1300万前後ですかね、単独では少しの時間稼ぎになったかどうか程度、これが私達の結果だったということです。
もうお金も時間も心の余裕も全て足りなくなりました。
まさにタイトル通り「万事休す」ですかね...
膵臓がんの生存期間中央値は局所進行癌では 8―12 ヵ月、転移癌では 3―6 ヵ月
これが標準治療を中心とした膵臓癌の統計、エビデンスです、叶わぬ敵に無謀に挑んでいるようです...