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うごメモをカエル宣言

2015/09/15

MacBook Airで外部HDDにWin10インストールAdd Starmasakawa12pupumasakawa12pupumasakawa12pupumasakawa12pupu

MacのPCには、内部ストレージにWindowsをインストールできるような機能があります*1

ところが、ボクみたいなケチってストレージ容量の小さいMacPCを買ってしまうと、内部容量が足りず、インストールできません。

そこで、MacBook Airから、Bootcampなしで、外部HDDにWindows10を起動できるようにします。

もし、やる場合は自己責任で!!

疲れました・・・。

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用意するもの

Windows10の2015年秋アップデートで、Win8かWin7のプロダクトキーでもアクティベーションできるようになりました。素敵!!


やり方

USBにWin10のインストールに必要なファイルをつくる

USBメモリを挿す

[BootCampアシスタント]を起動する*4

[続ける]を押す

[Windows7またはそれ以降のバージョンのインストールディスクを作成][最新のWindowsサポートソフトウェアをAppleからダウンロード]にチェックを入れる

Windows10のISOファイルを選択する

消してもいいUSBメディアを選択する

USBのデータが消える警告がでるので[続ける]を押す

しばらくすると、USBにWin10用のインストールメディアが作られる

HDDにWin10を準備

USBメモリを挿して再起動する

起動音のデーンが鳴ったらOptionキーを押し続ける

ドライブ選択画面がでるので、USBのWindowsを選択してEnterを押す

インストール画面がでたら、ShiftF10キーを押してコマンドプロンプトを開く

HDDを挿す

入力する

diskpart
list disk

HDDがどれなのか、容量で判断する

ディスク2がHDDだったとして、

select disk 2

もう一度確認のため、

list disk

を入力。ディスク2の左に※がついていて、そのディスク2の容量が2TBくらいなことを確認する。ここを間違えると、Mac側のデータが吹っ飛ぶので慎重に!!!

本当にHDDなのか確認したら、

clean

を入力。文字からして、危険なコマンドなので本当に確認してくださいよ!!!

入力

convert gpt
create partition efi size=256
format fs=fat32 quick label="EFI"
assign letter=S

ここから先はパーティション*5を好きなように組む。ここでは例として、

  • ntfs形式のWindows専用の領域*6:約1280GB
  • MacとWindowsが両方書き込みできるexfat形式でWindowsでいうところのDドライブ領域:約400GB
  • その他の領域をすべてMac用のTimeMachine用:約200GB

をつくることにする。

create partition primary size= 1280000
format fs=ntfs quick label = "Windows"
assign letter=I

Windows領域となるものにはassignコマンドを使用すること

create partition primary size= 256000
format fs=exfat quick label="Share"

TimeMachine用パーティションは後々Mac上のディスクユーティリティで作ります

入力

list volume
exit

で確認して終わります。

Windows(ドライブI)にWindowsイメージを展開

cd X:\Windows\System32
dism /get-wiminfo /wimfile:C:\sources\Install.wim

Indexによって、インストールするWindowsがHomeかProか違います。今回はHomeをインストールするので、

dism /apply-image /imagefile:C:\sources\Install.wim /index:2 /applydir:I:\

終わったら

bcdboot i:\Windows /l ja-jp /s s: /f UEFI
exit

して、インストール画面に戻ったら×ボタンを押してシャットダウン

HDDにWin10インストール

USBを引っこ抜いて、HDDのみ繋がっている状態にする

例のOption起動

EFI Bootを選択

何回か再起動するので、そのまま待つ

Macが起動するようなら、Option起動でWindowsに切り替える

あとは画面の指示に従ってインストール

Windows10側
  • USB内にあるBootcamp用ドライバをインストール*7
  • Realtekオーディオで止まる場合はこちら
  • もう一度再起動
  • インターネットにつないで設定からライセンス認証
  • Win8.1のプロダクトキーを入力

キーボードからの入力がおかしいときは、日本語レイアウトでない可能性があります。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters

にある

LayerDriver JPNをkbd106.dll

OverrideKeyboardIdentifierをPCAT_106KEY

OverrideKeyboardSubtypeを2

OverrideKeyboardTypeを7

に設定する。


参考文献

mac Windows8.1を外付けHDD・SSDにインストール&起動する Part1 | mac野郎なのか

Windows 10 コンピュータシステムの仕様と要件を確認する方法 - Microsoft

MacBook AirでUSB接続の外付けHDDにWindows 8.1をインストールする - kentamac's blog

「セットアップで、USB フラッシュ ドライブに Windows - マイクロソフト コミュニティ

no title

*1:Bootcampと呼ばれています。つまり、MacPCは、OSXとWinというOSを同時に1台のPCで使用できるということです!便利!!

*2:読み書きの速いUSB3.0対応のものを推奨

*3:今回は無駄に2TBのものを使用

*4:launchpadで検索をする

*5:1台のHDDに論理的に複数のドライブがあるような技術で、その1つの論理的なドライブを指す。

*6:必須,サイズは変更可。ただし、Win10のシステム要件である、HDDの空き領域20GB以上にすること

*7:USB内のBootcampフォルダ内にあるsetup.exe