「京アニ」放火 青葉容疑者 事件３日前に新幹線で京都へ

「京都アニメーション」のスタジオが放火された事件で、青葉真司容疑者が事件の３日前に新幹線で京都に向かっていたことが捜査関係者への取材で分かりました。警察が事件までの行動をさらに調べています。

警察のこれまでの調べで、青葉真司容疑者（41）は事件前日の今月17日午前中、宇治市内のホームセンターでガソリンの携行缶やハンマーなどを購入していたほか、事件２日前には京都市内のインターネットカフェを利用したことが分かっています。

さらに、その後の防犯カメラの捜査などから、事件３日前の今月15日に新幹線で京都に向かっていたことが捜査関係者への取材で分かりました。

青葉容疑者はさいたま市内のアパートに住んでいて、京都に向かう前の14日には隣人とトラブルを起こしていたということです。

警察は、京都に到着したあと下見をしたり襲撃に使う道具を用意したりしていたとみて、事件までの行動をさらに調べています。