今週は「AI時代のアート」に好奇心!
去年、AIが“描いた”肖像画がクリスティーズのオークションに出品され、
43万2,500ドル(およそ4,900万円)で落札されたそうです!
オープンソースを用いてつくられたAIによって描かれたアート。
ということで今回は、プロダクトデザイナーであり建築家の板坂諭さん、
そして、2度めのご出演になります。以前はAIをつかった酒造りでご紹介しましたが
「株式会社 ima(あいま)」の代表、三浦亜美さんです
■ プロダクトデザイナー・建築家の板坂諭さん
「愛知県出身、設計事務所を経て、
2012年「株式会社 the design labo」を設立。
建築からプロダクト、アートまで幅広い分野で活躍され、
作品の幾つかは海外の美術館にもコレクションされています。
現在エルメスともデザイナー契約を結んでいらっしゃいます!」
「そもそもアートとは、自分の思考の限界線を押し広げ、
新たな視点を与えてくれるもの!」
「AIが持つ可能性はあらゆるものに応用が利きるので、
AIから最も離れていると言えるジャンルのデザインに
AIを絡ませようと動き始めている!?」
「人間が最初に描いた芸術がラスコーの洞窟にある牛や馬の壁画ならば、
AIにはじめての壁画を描かせるとしたら何が描かれるのか。
今AIに壁画の創作を依頼しているそうです。
「Media Ambition Tokyo 2019」というイベントが
3月3日まで開催されますが、AIが六本木ヒルズの展望フロアで
沢山の壁画を描いてくれることになっています。
その過程も含めてご覧頂けるインスタレーション作品!」
「株式会社FuFuFuというアートの企画会社を友人3人で共同経営していて、
その企画の中でAIで価値あるArtを創りたいという想いが。
三浦さんがAIで日本酒を造るとおしゃっていたのを知り声を掛けたそう!
アートとはなんぞやという部分を含めたコンセプトメイク、
文脈造り、見せ方のようなクリエイティブ面を板坂さんサイドが請負い、
三浦さんチームがAI部分を担当されたそうです!」
■「株式会社ima」の代表、三浦亜美さん
「インターネットに載っている写真を見ていくと、
自分がアピールしたいもの自慢したいものがよく載っていて
AIにそういった画像を拾ってもらい、
そこから”欲望”や”資産”や”力”を学習。
AIが注目ポイントを勝手に抽出していっている…!
そこから線画にしていく!(イベントで見れるようです!)」
「匠の技は”機能美の集合体”。
その時の最新の仕組みを使っているのが伝統工芸。
閉じた世界で人と人がコミュニケーションをとり
計算しつくされたデザインとアートの組み合わせ。
日本はそういうものが得意!」
「そしてAIが贋作めいたものを作ってしまうことも。
それに対して著作権はどこに所属する?
色々な疑問を投げかける!!
果たして正しいことが正しいのか・・・。」
▼イベント情報
最先端のテクノロジーカルチャーが東京の街に集結する
「Media Ambition Tokyo 2019」
日程: 2019年2月23日(土)- 3月3日(日)
場所: 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
時間: 10:00 – 22:00
詳細こちら
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