【ゴルフ】松山、追い上げ不発で30位フィニッシュ PO最終戦出場ピンチ2019年8月13日 紙面から
◇ノーザントラスト<最終日>▽米ツアープレーオフ(PO)シリーズ第1戦▽11日、米ニュージャージー州ジャージーシティー、リバティーナショナルGC(7385ヤード、パー71)▽晴れ、28度、北西5メートル▽賞金総額925万ドル、優勝166万5000ドル▽85選手 【ジャージーシティー(米ニュージャージー州)テッド・ムース】松山英樹(27)=レクサス=はイーグルを1つ奪ったものの、そのほかは1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72。通算6アンダーで17位から30位に順位を落として終えた。次週のPOシリーズ第2戦、BMW選手権はポイントランク33位で臨む。69と伸ばしたパトリック・リード(米国)が通算16アンダーで、昨年マスターズ以来のツアー通算7勝目を挙げた。 追い上げたい松山は6番パー5でグリーン奥ラフから20ヤードの寄せを直接放り込んでイーグルを奪ったが、いい流れにすることはできなかった。 13番では2打目を手前の池へ入れてボギー。そして17番パー4ではバンカーからの残り136ヤードをミスして少し前のラフに出しただけ、第3打もグリーンに届かず、2メートルのパットも外してダブルボギーにした。 大会前に30位だったポイントランクは33位に後退。5年連続で進んでいる最終戦(第3戦)には30位をキープしなければならず、次戦では上位争いが必至となる。 「自信を持って打てていないので、ビビってミスが出る。優勝を目指してやっていれば(最終戦に出られるかどうかは)関係ないと思うが、そういう状態じゃない。まあ、それでも、そういうしびれるところでやれるのはうれしいというか…」。最後は自嘲気味だった。
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