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【芸能・社会】

秀ちゃん、令和も「ヒッパレ~」 あの人気番組がライブで復活

2019年8月13日 紙面から

「THE夜もヒッパレ」さながらステージを盛り上げる(前列左から)MAXのMINA、LINA、中山秀征、モト冬樹、MAXのNANA、REINA

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 俳優で歌手の中山秀征(52)が12日、東京・恵比寿ザ・ガーデンホールで、「ヒデライブ2019 THE令和もヒッパル」と題したスペシャルライブを開催した。1995~2002年に放送され、自身が司会を務めた日本テレビ系「THE夜もヒッパレ」をコンセプトに昭和歌謡から平成のヒット曲の数々を披露。同番組を一緒に盛り上げたダンス&ボーカルグループ「MAX」やモト冬樹(68)らもスペシャルゲストで登場し、大盛り上がりの夜となった。

 17年に50歳を記念したスペシャルライブを開催して以降、中山のライブ開催は3年連続となるが、新元号で迎えた今年は昭和から平成、そして令和へと、名曲の数々を歌い継いでいく意思のもと、あの人気番組をライブで復活させた。

 「ヒッパレ~ヒッパレ~みんなでヒッパレ~」。おなじみのテーマソングに乗って登場した中山。まずはザ/タイガースの「シーサイド・バウンド」などグループ・サウンズの名曲を届けた。中山の青春ソング「青春時代」「失恋レストラン」などに続き、ラッツ&スターの「め組のひと」ではサングラス、チェッカーズの「ジュリアに傷心」では藤井フミヤよろしくハンチング帽をかぶり、なりきって歌う場面も。

 ライブ中盤にMAXとモト冬樹が登場。MAXと同じ所属事務所の「DA PUMP」が昨年大ヒットさせた「U.S.A.」を全員で振り付けとともに披露したほか、中山はMAXのメンバー一人一人と昭和を代表するデュエットも息ぴったりに披露した。

 「夜もヒッパレ」時代を振り返りながらNANA(43)が「芸能界に入って、初めて電話番号を聞かれたのが冬樹さんでした」と明かすと、モトは「それから全然連絡しなくて、こないだ20年ぶりくらいに初めて電話したら通じた。お互い番号変わっていないんだね」と苦笑した。

 中山と「愛が生まれた日」とデュエットしたLINA(42)はメンバーで唯一独身であることを突っ込まれ「ライザップ(で減量)したのに、彼氏にはコミットしませんでした」と嘆いたが、懐かしのメンバーとの共演に「ヒッパレのこと思い出して、歌いながら途中で泣きそうになりました。ヒデちゃんのためなら、いつでも出動できるように美貌を保って待ってる!」とラブコールを送った。NANAも「ヒデちゃんがすごくパワフルで好きになっちゃいました」と中山にホレ直した様子だった。

 この日は坂本九さんの命日。本編の最後に出演者と会場のファン730人が心を一つにして「上を向いて歩こう」を合唱した。

◆松尾、欠席を謝罪

 中山とともにステージを盛り上げたのは、所属事務所「ワタナベエンターテインメント」所属のお笑い芸人によるスペシャルユニット「ジャナイズ5」。アンガールズの山根良顕(43)、フォーリンラブのハジメ(35)ら、コンビやトリオを組む相手と比較すると、“そっちじゃない”というメンバーを集めた5人組だ。

 「ザブングル」の松尾陽介(42)もメンバーの1人だが、闇営業問題で現在謹慎中。中山は「ワケあって1人欠席しています。本当に皆さんにご迷惑をおかけしました。現在ザブングル松尾は、彼なりに考えて一生懸命ボランティア活動に専念しています。9月から復帰ということなので、また皆さまにお披露目できる日が来ると思いますので、よろしくお願いいたします」と謝罪した。

中山(左)のステージにコーラス参加したアンガールズの山根良顕(右)ら

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