名古屋グランパスは13日、MF小林裕紀(30)が、大分へ完全移籍すると発表した。クラブを通じて「自分のサッカー人生の残された時間を考え、このような決断に至りました。2年半、グランパスの選手としてサッカーをできたことを誇りに思います」とコメントした。
小林は、クラブが初めてJ2に降格した2017年に新潟から加入。高い技術を武器に同年26試合1得点をマークし、J1復帰に貢献した。だが、同じボランチにMF米本、シミッチが加入した今季は出場機会が激減し、ここまで途中出場5試合にとどまっていた。
今夏の移籍市場での放出は、正式発表されただけでDF菅原(オランダ1部・AZアルクマール)、秋山(磐田)、櫛引(J2大宮)、相馬(鹿島)、マテウス(横浜M)に続いて6人目となった。