中日の堂上が12日の阪神戦(ナゴヤドーム)で貴重な中押し2ランを放った。2―1の4回無死一塁、昨季の同僚・ガルシアのカウント1―1からの内角直球を強振し、左へ10号2ラン。「守備でいい流れができたので、(これからも)乗っていけたら」。4回表の守りでは無死から福留のライナー性を横っ跳びでキャッチ。抜けていれば左中間に抜けていたかもしれない当たりを抑え、プロ13年目で初のシーズン2桁本塁打につなげた。
初回には福田が勝ち越し適時打。ビシエドが同点打を放った後の2死一、二塁、ガルシアの1ストライクからの2球目、真ん中やや内寄りの直球を中前へ。「コンパクトにいきました。点が入ってよかった」。前日のDeNA戦で勝ち越し満塁弾を放った選手会長は、移動日ゲームでも頼もしかった。