JR目黒駅（東京・品川）前の路上で男性会社員（53）が傘で目を突かれ大けがをした事件で、警視庁大崎署は23日、東京都港区の会社員、荒川拓雄容疑者（47）を殺人未遂の疑いで逮捕した。同署によると、男性は診断の結果、右目を失明したという。
荒川容疑者は「トラブルになったとき、傘があたったかもしれない」と否認している。
逮捕容疑は7月4日午後8時40分ごろ、目黒駅前の路上で男性会社員の右目の付近を傘で突いた疑い。
大崎署によると、男性会社員は帰宅途中でタクシーを待っていたところ、「男と口論になった」などと説明していた。2人に面識はなかったという。
同署は現場付近の防犯カメラの画像を分析し逃げた男の行方を追っていたところ、荒川容疑者が浮上した。
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