フィギュアスケート女子の松生理乃(14)=グランプリ東海ク=が12日、大津市の滋賀県立アリーナで行われた地方競技会「げんさんサマーカップ」のジュニア7級女子のフリーに出場。フリー1位の121・01点をマークして、合計184・95点で優勝した。
10日のショートプログラム(SP)で63・94点をマークしてトップに立った松生はフリーでも持ち前の伸びやかな演技を披露。冒頭の3回転ルッツを成功させると、後半のジャンプをすべて連続ジャンプにする難易度の高いプログラムをほぼノーミスでまとめた。
7月の名古屋市スケート競技会邦和スポーツランド杯に続く優勝に松生は「ショートに続いてフリーも大きなミスをすることなく優勝することができたのでうれしい」と満面の笑み。次戦は9月のジュニア・グランプリ(GP)シリーズ第3戦のラトビア大会の予定で「海外でも自分をアピールできたら」と国際大会での活躍を誓っていた。