中京学院大中京の赤塚健利投手(3年)が、北照戦の6回途中から登板。初球から27球連続で直球を投げ込み、8回でマウンドを降りるまで37球のうち35球をストレートで押した。球速も自己最速を2キロ更新する148キロを計測。2安打1失点で逆転勝利を呼び込んだ。
「自信のある球で押せた。MAX更新はうれしいけど、チームの勝利につながる投球が最優先。それができて良かった」
同点に追い付かれた直後の6回2死二、三塁、先発・不後の5番・国方への初球がボールとなったところで、急きょマウンドに上がった。ピンチを無失点で切り抜けると、7回は三者凡退。直後に味方打線が逆転した。
1年秋の東海大会でエースナンバーを背負ったが、登板機会はなかった。当時から球速を20キロも上げた今夏の岐阜大会は、全試合にリリーフ登板。背番号18は今や欠かせない存在だ。