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【競馬・ボート・競輪】

ダービー馬キングカメカメハ死す アパパネ、ロードカナロアなど輩出

2019年8月10日 18時10分

第71回日本ダービーを制したキングカメハメハと鞍上で拳を高々と掲げる安藤勝己。手前は金子真人オーナー(2004年5月30日、東京競馬場で)

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 2004年にNHKマイルC、日本ダービーを制したキングカメハメハが9日、けい養されていた北海道安平町の社台スタリオンスターションで死んだ。18歳だった。免疫機能の低下で体調が優れず、9日夕方に急変、同日夜にこの世を去った。

 現役時代はGI2勝を含む8戦7勝と活躍。引退し、種牡馬となってからは10年の牝馬三冠馬アパパネ、国内外でG16勝を挙げた短距離王ロードカナロアなどを輩出した。昨年の牝馬三冠などGI5勝を挙げているアーモンドアイはロードカナロアの産駒。

 現役時代のキングカメカメハの主戦を務めた安藤勝己元騎手は「ダービーを勝たせてもらったことは、やはり強く印象に残っています。絶対に勝てる、と思って騎乗したのは、後にも先にもあのダービーだけでした。あの精神力の強さが産駒にも伝わったのでしょう。特にロードカナロアを見ていると、そのことを強く感じました。とても残念ですが、その血統はこれからもきっとつながっていくと思います」と死を惜しんだ。

 

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