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2019年8月11日 紙面から
名古屋-川崎 前半、自身2点目のゴールを決め、シャビエル(右)と抱き合う名古屋の和泉=豊田スタジアムで(木戸佑撮影)
名古屋グランパスは川崎に3-0で快勝し、11試合ぶりの白星をつかんだ。前半にMF和泉竜司(25)が2得点、後半にはMF前田直輝(24)が追加点を奪い、5月12日の浦和戦(豊田)以来の勝利となった。首位のFC東京は仙台を1-0で下した。3連勝で勝ち点48とし、2位との差を7に広げた。鹿島は横浜Mとの上位対決を2-1で制し、同41で2位に浮上した。
なめさせられた苦杯の分だけたった一つの勝利の味も格別になる。実に3カ月ぶりの今季8勝目は、かけがえのない1勝となった。
開始直後からグランパスペース。MF和泉が前半11分には頭で、同18分には右足でゴールネットを揺らす。後半19分にはMF前田が3戦連発となるダメ押しの3点目。終盤は途中出場したMF長谷川が駆け回って、川崎の攻撃を止めた。
どん底で漂っていた。先制点をアシストしたDF吉田も苦しんだ。3カ月前は、過去の所属クラブで残留争いを味わった記憶から「降格するチームはもっと沈んでいます」と、表情も柔らかく話していた。それが、白星が遠ざかるにつれてこわばった。
吉田はルーティンを持たない。優先するのは体調管理。試合前は生ものは食べないようにしている。ただ、あまりに悪い流れが続くため、変化をつけようと「試合直前に刺し身を食べること」と自ら提案したこともあった。もっとも「それはダメですね」と即却下。ベストのコンディションづくりに集中した。
前半5分には相手と接触して額から流血。テーピングを巻いてフル出場し、3点目もアシストした。「勝ちました!!」。気合で勝利を呼び込み、笑顔も取り戻した。
長谷川も闇夜をさまよった。シーズン前から自己啓発本を読んでおり、手に取ったは大相撲の白鵬を題材にした本。「勝ち続ける大切さは勉強になりました」。勝てない自分たちと横綱は立ち位置があまりに違うため、脱出へのヒントは「ないです」と漏らしていた。それでも、強者のメンタルから何かを学ぼうとページをめくった。
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