トップ > 中日スポーツ > 大リーグ > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【大リーグ】

ダルビッシュ、3被弾が響き今季6敗目

2019年8月11日 紙面から

レッズ戦の2回、アキーノに2ランを浴びたカブスのダルビッシュ=シンシナティで(共同)

写真

◇レッズ5-2カブス

 大リーグは9日、各地で行われ、カブスのダルビッシュ有投手(32)は敵地シンシナティでレッズ戦に先発。9三振を奪いながら、今季自己ワーストタイの3被弾で6イニング4安打4失点、6敗目(4勝)を喫した。またメジャー通算1004イニング1/3とし、メジャー日本投手で4人目の1000投球回数に到達。試合はナ・リーグ中地区首位のカブスが2-5で敗れ、地区2位のブルワーズとは2・5ゲーム差に縮まった。

 ダルビッシュは被安打4のうち3本がアーチ。2回は新人アキーノに内角の88マイル(約142キロ)カットボールをこすったような流し打ちで右中間に運ばれ「あれが本塁打になるのかなと思った」。今季26被弾は、リーグ単独ワーストに逆戻りした。

 「3 f××king homers sucks」(3本のクソ本塁打が最低だった)。シカゴ・サンタイムズ紙によれば、ダルビッシュは放送禁止用語入りの英語で毒づいた。それでも、メジャー通算1000投球回数に到達し「3000を目指します(笑)」。メジャー日本投手では1976イニング1/3の野茂英雄(元ドジャースなど)、1319イニングの黒田博樹(元ヤンキースなど)、1070イニングの大家友和(元エクスポズなど)に次ぐ4人目の節目の数字となった。

 前回登板は感染症とみられる体調不良で5イニングで降板。中4日の今回もわずか78球で「(体調は)昨日まで良くなかった。100%じゃないけど、今日はいけるかなと思った」と万全でない状態で力投した。

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ