▽米ツアープレーオフ(PO)シリーズ第1戦▽8日、米ニュージャージー州ジャージーシティー、リバティーナショナルGC(7370ヤード、パー71)▽晴れ、31度、南西8メートル▽賞金総額925万ドル、優勝166万5000ドル▽121選手
【ジャージーシティー(米ニュージャージー州)テッド・ムース】日本勢で唯一POシリーズに進んでいる松山英樹(27)=レクサス=は5バーディー、2ボギーの68で回り、3アンダーで首位と6打差の33位でスタートした。9アンダーのトップはトロイ・メリット(米国)。タイガー・ウッズ(同)は4オーバー、116位と大きく出遅れた。
渋野にあやかりたい!?6年連続でPOシリーズに進出した松山の現在のポイントランクは30位。第2戦進出は濃厚だが、最終戦には微妙な状況にいる。それだけに今大会で好成績を挙げたいところ。前週のメジャー戦を制した渋野日向子がラウンド中に食べていた駄菓子に引っ掛け「タラタラしないように頑張ります」と、冗談を飛ばす余裕も見せた第1ラウンド(R)だった。
午後に10番からスタート。パターがさえて12番から3連続バーディーを決めた。15番の第1打を右のペナルティーエリアに曲げてボギーとし、勢いが止まったが、後半は2つのパー5でバーディーを奪い、ホッとした表情を浮かべた。
「中盤以降なかなか思うようにいかなかったが、アンダーパーで回れたので明日につながる。ショットは悪くない」と2日目以降の好スコアに手応えを感じた。