トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

加藤浩次がスッキリで吉本残留宣言 松本人志が援護射撃「エージェント契約」

2019年8月9日 22時32分

写真

 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(50)が9日、司会を務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜午前8時)に生出演し、自身が提案した「エージェント契約」を吉本興業と結んで残留する意向を示した。闇営業問題をめぐって同番組内で同社幹部を批判し、上層部を刷新しなければ退社すると宣言していたが、刀を元のさやに収める形となった。吉本は同日、宮迫博之(49)や田村亮(47)を除く11人の芸人の謹慎処分を19日に解除し、順次復帰させると発表した。

 8日、吉本が社内改革のために設置した「経営アドバイザリー委員会」の第1回会合で、所属タレントとの契約形態について、従来の「マネジメント契約」以外にも日本の芸能界で初導入となる「専属エージェント契約」という新たな方向性を示した。

 所属事務所に頼ることなく、タレント自身が中心となって番組への出演や報酬額の交渉など、芸能活動に必要な業務ごとに代理人(エージェント)を選任するというスタイルで、海外の著名人やアスリートには主流となっている。

 加藤はこの契約形態の導入について「僕が思いつきました」とした上で、ダウンタウンの松本人志(55)と浜田雅功(56)、「ナインティナイン」の岡村隆史(49)ら多数の所属芸人に相談したことも明かした。「『エージェント契約、おまえ、これがOKやったら会社にちゃんと残るという形を取るんだな?』と松本さんに言われて、松本さんから大崎洋)会長に『加藤がこういう契約を考えているんだけど、これはどうなんや?と。こういうことを会社が今後やっていかなアカンやろ?』という話をしていただきました」

 松本の援護射撃もあり、加藤は大崎会長と7月23日以来となる2度目の会談を今月6日に行った。「『こういう(エージェント契約の)形だったら残るという選択肢を考えています』と言ったら、大崎会長は『それも分かった』と。そこは(要求を)のんでくれるという話になりました」と説明した。

 7月20日に闇営業問題で「雨上がり決死隊」の宮迫博之と「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮が開いた謝罪会見を受け、加藤が22日の番組内で吉本の上層部を批判したことに端を発した今回の騒動。このまま“スッキリ”落着となるのか!?

 最後に加藤は「僕の発言で一緒に仕事をやっている方にも本当に迷惑をかけたし、テレビを見ている視聴者の方にも、いろんな意味で心配もしていただいた。迷惑をかけた方たちに本当に謝罪したいと思います。ほんと、すみませんでした」と頭を下げた。

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ