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【大リーグ】

大谷、ラッキーな一打で出場4試合ぶりに安打記録 チームは完敗

2019年8月10日 紙面から

◇レッドソックス3-0エンゼルス

 米大リーグは8日、各地で行われ、エンゼルスの大谷翔平選手(25)は敵地ボストンでレッドソックス戦に「3番・指名打者」でフル出場。1回に幸運な二塁打で出場4試合ぶりで快音を響かせた。3打数1安打だった。打率は2割8分7厘。試合はエ軍が0-3の完封負けを喫し、今季ワーストの7連敗。借金4(56勝60敗)でワイルドカード2位レイズに10ゲーム差となり、5年ぶりのポストシーズン進出は厳しい状況となった。

 幸運としか言いようがない二塁打だった。大谷は1回、リーグ屈指の左腕セールの内角92マイル(約148キロ)ツーシームに止めようとしたバットが当たり、打球は三塁線へのボテボテのゴロ。三塁手がファウルを期待して見送ったボールがぎりぎりフェアゾーンを転々とする間に二塁を陥れ、ベース上で苦笑いした。

 対戦相手レッドソックスの本拠地フェンウェイパークの開場はメジャー最古の1912年。大谷はメジャー2年目で初見参だったが一発は出なかった。「(自分への)配球も変わってきている」と直近18試合は打率2割2分2厘(54打数12安打)、1本塁打、3打点。14号を放った7月7日時点はシーズン33本塁打ペースだったが、現在は同24本塁打とペースダウン。まだ真夏だがチームとともに涼しい風が吹き始めている。

 

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