甲子園大会第4日は9日、1回戦が行われ、春夏通じて初出場の飯山(長野)は、今大会最多28度目出場の仙台育英(宮城)に1―20で大敗。初勝利はならなかった。
3回に主将の1番・大川の適時打で先制。だが、直後に守備の中継ミスも絡んで逆転を許した。6点ビハインドの5回は、9安打に2失策が絡んで10失点。その後も相手の強打につかまった。
大川は「先制でき、自分としてもチームとしても良かったけど、もっとできること、やりたいことがあった。申し訳ない」とうなだれた。
学校がある飯山市は、冬には雪が1・5メートルも積もる国内有数の豪雪地帯。雪をイメージした白いユニホームで戦い、一塁側アルプススタンドも白く染めたが、名門校の壁は厚かった。