7日に行われた夏の甲子園大会1回戦で旭川大高(北北海道)を3安打に完封した星稜(石川)の奥川恭伸投手(3年)は8日、練習オフで休養した。この日は林和成監督(44)が取材対応し、13日に予定される2回戦の立命館宇治(京都)戦も奥川を先発で起用する意向を示した。
「奥川はチームの大黒柱ですから…。軸になると思う」。立命館宇治は京都大会で今春のセンバツに出場した福知山成美や龍谷大平安などを破り、甲子園でも初戦は秋田中央に1-0で完封勝ちした。「いい勝ち方をしている」とみる指揮官は、勝利を収めるためにはエースの力が欠かせないと考えている。
奥川の状態については「まだまだ良くなると思う。中5日でしっかり練習できますし」と話した。次戦までには、さらなる上昇カーブを描けるはずと期待をかけており「われわれも相手を研究したり、選手のポテンシャルを上げさせたりするようにしなければいけない」と話した。 (川越亮太)