【ドラニュース】(ファーム情報)根尾が泥まみれ2019年8月8日 21時17分 中日のドラフト1位ルーキー・根尾昂内野手(19)が8日、ウエスタン・リーグのオリックス戦(オセアンBS舞洲)に「3番・遊撃」でフル出場。高校野球張りの気迫のヘッドスライディングを見せた。1点を追う8回2死一、二塁に二塁走者として、三ツ俣の左前打で本塁に突入。惜しくもタッチアウトになり同点機を逃し、2―3で敗れた。 二塁から判断良くスタートした根尾が一気に本塁へ。両手を伸ばし頭から突入。しかし好返球にタッチアウト。根尾はしばらくうずくまったままだったが立ち上がるとユニホームは泥だらけだった。 「1点欲しかったので…」。根尾はヘッドスライディングについては言葉少なだったが、折しも夏の甲子園が始まった時期。「毎日朝、テレビをつけるとやっているので、自分たちもあの舞台に出させていただいたなあ、と思います」と甲子園への感慨を口にした。甲子園球児に感化されたかのような気迫のプレー。この日も4打数無安打。オリックス3連戦で12打数無安打だったが泥だらけの走塁で見せ場をつくった。 三塁コーチャーの英智2軍外野守備走塁コーチは「スタートも悪くなかった。(頭からだったが)コリジョンルールがあるので危なくはないしね」と評価。「あとは、セーフになるためにはどうするか。ターンとかね」と捕手のタッチをかいくぐるなどの走塁技術を磨いてほしいとの要望を口にした。(後藤慎一)
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