【ゴルフ】シブコフィーバー北の大地へ! 疲労あっても笑顔は満開2019年8月8日 紙面から
全英女子オープンで“シンデレラV”を果たした渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が7日、次戦・北海道meijiカップ(賞金総額9000万円、優勝1620万円)出場のため、北海道入りした。周囲の喧騒(けんそう)が冷めやらぬ中、開催コースに立ち寄り、地元テレビ局の番組に生出演、大会前夜祭に出席と、盛りだくさんのスケジュールをこなした。大会は9~11日、北広島市・札幌国際CC島松C(6531ヤード・パー72)で行われる。 いつものシブコとは明らかに違っていた。6日の優勝報告会見時から一転、疲労が顔にありあり。「疲れてます、正直。時差ボケもありますね」。帰国後、夕方から2つの記者会見を終えたのが午後8時。その後、念願の焼き肉にありついた。「タン、ミノ、センマイ、食べました。(脂の多い)カルビとかは食べられなかったけど」。 さらに、11時からテレビに生出演。夜中、ホテルに入っても「とりあえず、何もヤル気がおきずボーっとしていて、お風呂に入るのもだるいぐらいで…寝たのは午前2時すぎぐらい」。疲れはピークで、「こういう状況は仕方ないです。そんなに長くは続かないと思っているので楽しんでます。まあ、でも今はいつでもどこでも寝れる状態」と笑った。 この日も午後1時すぎに新千歳空港に到着すると、宿泊先に荷物を降ろしコースで出場登録。7分ほど報道陣に対応後、足早に去り5時には地元放送局の生番組に出演、さらに6時半からは大会前夜祭…という分刻みのスケジュールだった。 8日はプロアマ戦をこなし、9日に大会初日を迎える。同組は、北海道出身の小祝さくらと、前週の国内ツアーで優勝した成田美寿々。成田とは互いに「いつか同組でプレーを」とラブコールを送っていたそうで、渋野は「私が美寿々さんに『優勝おめでとうございます』とメッセージを送ったら、『(全英で)優勝して、私の優勝を(かき)消してくれ』と返事をもらった」と先週末のエピソードを明かした。 今大会の優勝副賞「お菓子10年分」をニンジンに、シブコが今季3勝目に挑む。 (月橋文美)
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