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昼とは違う動物園見て 東山で10日から「ナイトZOO」

青色の光に照らされたペンギンたち=名古屋市千種区の東山動植物園で

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 名古屋市の東山動植物園で十日から、夜の動物たちを観察できる「ナイトZOO(ズー)」が始まる。昼間より活発に跳びはねるカンガルーなど夜行性の動物を見たり、正体不明の鳴き声にドキドキしながら歩いたりと、いつもと違った動物園を楽しめる。

 夏休みに合わせた恒例企画。午後四時五十分の閉園時間を午後八時半まで延ばし、普段は見られない日没後の動物の生態を楽しんでもらう。多い時には一日三万人以上の来場者でにぎわう人気イベント。

恐竜のオブジェもライトアップされている=名古屋市千種区の東山動植物園で

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 報道機関向けの内覧会が六日にあり、アジアゾウやキリン、ペンギン、アメリカバイソンが緑や青の光で照らされる様子が公開された。昼間は寝てばかりのビーバーが、夜は尾で水面をたたいて活発に動き回る様子など、意外な姿に驚かされる。

 メダカ館前ではミラーボールに光を当てて、ホタルが飛び交うように見える演出も。担当者は「昼間とは違った動物園の表情を見に来てほしい」と呼び掛けている。

 開催は十~十八日で、十三、十六日は除く。入園は午後八時まで。ナイトZOOの追加料金はなく、通常の入園料(高校生以上五百円、中学生以下無料)で対応する。イケメンゴリラ「シャバーニ」など一部の動物は夜は見られない。(問)同園=052(782)2111

 (水越直哉)

 

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