挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 作者:月夜 涙(るい)

第五章:暗殺者は刃を研ぐ

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
120/120

第十七話:暗殺者は崩落の街へ向かう

 ……予定変更だ。

 もともとの予定であれば、今日はディアとタルトに出していた宿題を見るはずだった。


「定時連絡がこないか」


 地震が多発している街ビルノル、そこにいる諜報員に必ず定時連絡をするように指示をしていた。たとえ進捗がなくてもだ。

 いつ通信網の予備系が切られるかわからない状況だったし、諜報員が命を落とす可能性もあったからだ。

 定時連絡を義務付けておけば、何も連絡がこない=異常が起こったと気付ける。


「本当ならもっと情報を集めてから動きたかったんだがな」


 とくに蛇魔族ミーナから情報を得られなかったのが痛い。

 聖地において、アラム・カルラから最低限の情報を得てはいる。もともと魔族は八体しかおらず、うち四種は存在が判明し、残り四体しかいない。

 現状わかっている情報でも、ある程度の特定はできる。

 とはいえ、所詮伝承レベルで曖昧だ。……ミーナならより明確な情報を提供できただろうに。


 ミーナが見つからなかったのは偶然か、それとも意図的に情報を渡すつもりがなかったかもわかっていない。

 こちらが情報を寄越せと言って断れば角が立つ。だから、こちらと接触を避けているのかもしれない。

 その判断をするにも情報が足りなすぎる。


「……俺の取れる手は二つか」


 一つ、情報収集を続け、勝てると判断するまで動かない。

 二つ、今すぐにビルノルに向かい魔族を探す。

 どちらにもメリット、デメリットが存在する。

 情報収集を続行すれば、勝算を高めることができる。しかし、情報を集めるまえに【生命の実】が完成し、魔族が逃げてしまうかもしれない。

 逆に今すぐビルノルに向かう際のメリットは【生命の実】の完成を確実に妨害できること、ただし敵を知らずに挑むのはひどく危険だ。


「なら折衷案しかないな」


 ただちに現地へ向かう。

 ただし、魔族が居たとしてもすぐに手を出すことはしない。

 状況を見ながら、情報を集める。

 それが一番だろう。


 ◇


 朝食を食べたあとに、すぐに旅支度をタルトとディアに命じた。

 二人は驚いた顔をしたあと、頷いてそれぞれの装備を整えている。

 タルトはいつもの三分割された折りたたみ槍ではなく、俺が作った魔槍を装備しているし、ディアも入念に拳銃を整備していた。

 準備ができ次第、ハンググライダーで空を舞う。


「今度の魔族、どんなのかわかってないんだよね」

「ああ、だからまずは俺が斥候する。二人は離れたところで隠れていてくれ」

『はい、そういうのはルーグ様の得意分野ですから。今回の魔族は弱いといいですけど』


 タルトは例によって自分で飛べるため、通信機で連絡をしている。

 今回、俺一人で斥候するのは、それがもっとも気付かれにくいというのもあるが、それ以上にいざというとき逃げやすいからだ。

 魔族に見つかる=戦うというわけじゃない。勝算が見えなければ逃げることも視野にいれている。


「弱いかどうか以前に、そもそも魔族だと決まったわけじゃない……空振りだといいんだがな」


 心の底からそれを願う。

 例えば、先日戦った獅子の魔族。あれと事前情報一切なしに戦っていたら、勝てなかったかもしれない。

 事前に情報を得て、徹底的な準備をしたことでようやく勝ちを拾えた。

 あの獅子のことをミーナは魔族でも随一の強さと言ってはいたが、それは他の魔族が弱いということではないのだ。


「えっと、そろそろだよね。さっき、バルヤの街を通過したし」

「ああ、もう見えてきてもおかしくないんだが」


 トウアハーデの瞳に魔力を集中し、視力を強化する。

 そして、絶句した。

 たしかに街はあった……しかし、それはもう街と呼べるものじゃなくなっていたのだ。


『ひどいです。なんで、あんな』

「こんなの嘘だよ。街が沈んでる」


 ディアの言う通り、街が沈んでいるとしか言えない光景が広がっているのだ。

 数千人が住んでいる巨大な都市が、まるごと落とし穴に落ちた、そうとしかいえない惨状。

 深い、深い穴だ。なにせ、この街最大の塔ですら穴から顔を出していない。

 空から観測した限り、百メートル以上掘られた冗談のように深い穴。 

 建物の破損ぐあいから見て、一瞬で落ちている。

 おそらく、住人すべてが即死。

 なんてむごい。


「……もっと早く知れていれば防げたかもしれない」

「そういうこと言っても仕方ないよ。防げなかったけど、気付くことはできたことを喜ぼう」

「そうだな」


 通信網があったからこそ、重点的に見ようと決めて、定時連絡を義務付けた。

 もし、そうしていなければこの街から情報を発信することができず、初動が数日遅れていた。

 そうならなかった時点で最悪ではないのだ。


 ◇


 ハンググライダーを着陸させ、俺だけがまずビルノルだった瓦礫の山に向かい、風を操ることで巨大な穴にゆっくりと降下する。

 ……ひどい匂いだ。

 まだ腐敗はしていないが、潰れた人間の中身がそこらかしこにぶち撒けられている。


 住民たちにとって、せめてもの救いは即死だったことだろう。

 気配を消し、音を消して歩く。

 だが、それでも気付かれる危険性は高い。

 地中に住む生物の多くは、振動を感知する能力に長けている。

 音を立てずとも、穴の中を歩く以上、振動は隠しきれず、地面を伝う揺れを感じ取られてしまうかもしれない。

 一応、それを警戒して風でクッションを形成しているが気休めだ。


「なるほど、【生命の実】を作るとはこういうことか。……魂そのものを喰らうなんて馬鹿げてる」


 トウアハーデの眼は限界まで力を高めると魂すら観測できる。

 通常、人が死ねば魂は天に帰っていき、女神いわく、漂白してから新しい器へと宿す。

 俺の転生は、その漂白をあえてしないことで知識と経験を残したもの。

 しかし、ここでは魂すべてが地上に繋ぎ止められて天に帰ることは許されず、徐々に溶けて、どこかへ流しこまれていた。


「兜蟲のときは勘違いしていたな」


 あのときは【生命の実】を作るため人体の栄養と魔力を吸っているのだと判断した。

 たしかに兜蟲魔族の狙いはそこにあったのだろうが、それは【生命の実】を作るためではなかったようだ。


【生命の実】に使用するのは魂であり、やつはそのあまりを再利用して樹の化け物を増やしているだけに過ぎなかった。


 そして、魔族たちがいかに人間、いや、世界にとって害がある存在かを再認識する。

 通常死んだとしても魂は廻る。つまり、魂の数は減らない。

 だが、こうして溶かされて加工された魂は二度と転生などできはしない。

 世界に存在する魂の数がどんどん減っていく。女神たちがわざわざ面倒なことをしてまで再利用しているのだから、そう簡単に生み出せるものでもないだろう。


「だからこそ、魔王の復活に必要なのかもしれないな」


 魔力とは魂が生み出す力だ、魂そのもののほうが力は強く、幾千もの魂を使い潰して凝縮した力は想像を絶するものだろう。

 それこそが魔王が絶対的強さを持つ所以。

 ……ああ、そうか、そういうことか。

 ここまで思考を巡らせることで一つの仮説に行き着いてしまった。

 勇者の力の正体について。

 これまでも魔族の言葉の端々にヒントはあったのだ。


『あれが人間であるはずがない』

『存在そのものが違う』

『あんな化け物とまともに戦えない』


 魔族からしても勇者は異質、それは単純に強さを意味しているわけじゃなく、存在の根本が違ったのだ。

 つまり、俺たちも魔族も結局は一つの魂を持つ生き物でしかないが、勇者は本質的には魔王と同じで、何千もの魂を圧縮して生まれた存在。


 だとすれば、女神たちが一つの時代に一人しか生み出せないのも理解できるというものだ。そんな存在を生み出し続ければ、魂が世界から枯渇する。

 脳内で今までの答えがすべて繋がっていく。考えれば考えるほどその仮説が正しいと思えてくる。


「ケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケ」


 そんな俺の考えを甲高い笑い声が無理やり中断する。

 不快な音だ。

 これはなんだ?


「僕の巣でまだ生きてる。不思議、不思議、生きてる、生きてる、でも駄目、逃さない」


 溢れ出した圧倒的な魔力と瘴気の気配、これは魔族特有のもの。

 地中から、無数のピンクに滑った触手が顔を出す。その一本一本が俺より太く長い。

 そんな触手の汗腺が開き、ピンクの霧を吐き出し、穴の中に充満していく。

 ……あの霧、どう考えてもやばい、吸ってしまえば即座に終わりだ。


「まずは地上に出ないとな」


 情報収集は大事だが、生き残ることを最優先しなければ。

 この霧に対処しながら地上に出る一手を早速用意するとしようか。

いつも応援ありがとうございます! 「面白い」「続きが読みたい」などと思っていただければ、画面下部から評価していただけるとすごく嬉しいです。

角川スニーカー文庫様から、第二巻が7/1に発売されました!

スニーカー文庫様から7/1に『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』二巻が発売!
暗殺者と勇者が出会う学園編。全編を大加筆修正して超改良。また、エポナとマーハの魅力を最大限に描いた新規エピソードを追加!
しかも二巻初版には、皇ハマオ先生の短編漫画がつきます! 是非読んでください!
↓の画像をクリックで特設ページに各種情報があります!
D9LOQxOVUAA2xx7.jpg

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

とんでもスキルで異世界放浪メシ

■7月25日に書籍7巻、本編コミック4巻、外伝コミック2巻が同時発売です!■ 《オーバーラップノベルス様より書籍6巻まで発売中です。本編コミックは3巻まで、外伝//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全481部分)
  • 26334 user
  • 最終掲載日:2019/08/05 23:19
そのおっさん、異世界で二周目プレイを満喫中

4/28 Mノベルス様から書籍化されました。コミカライズも決定! 中年冒険者ユーヤは努力家だが才能がなく、報われない日々を送っていた。 ある日、彼は社畜だった前//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全181部分)
  • 27099 user
  • 最終掲載日:2019/07/31 18:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全404部分)
  • 20036 user
  • 最終掲載日:2019/08/06 00:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全223部分)
  • 23188 user
  • 最終掲載日:2018/03/30 19:25
転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~

◆◇ノベルス5巻 5月15日 & コミック2巻 5月31日より発売予定です◇◆ 通り魔から幼馴染の妹をかばうために刺され死んでしまった主人公、椎名和也はカイン//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全190部分)
  • 24204 user
  • 最終掲載日:2019/07/17 00:06
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました

 勇者の加護を持つ少女と魔王が戦うファンタジー世界。その世界で、初期レベルだけが高い『導き手』の加護を持つレッドは、妹である勇者の初期パーティーとして戦ってきた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全147部分)
  • 20628 user
  • 最終掲載日:2019/07/26 18:12
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全2181部分)
  • 19988 user
  • 最終掲載日:2019/08/06 18:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全307部分)
  • 28485 user
  • 最終掲載日:2019/08/04 19:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 28505 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

人も、精霊も、神々すら滅ぼして、魔王と恐れられた男がいた。 不可能を知らぬ魔王アノスは荒んだ世界に飽き、転生の魔法を使った。 二千年後。目覚めた彼を待っていた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全571部分)
  • 19572 user
  • 最終掲載日:2019/08/07 07:00
ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。

【コミカライズ連載開始】 第3巻が8月13日ごろから発売開始です! 勇者パーティーは強力な魔神の大群におそわれた。このままでは全滅必至。  パーティーの一人、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全260部分)
  • 21545 user
  • 最終掲載日:2019/08/04 18:00
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全590部分)
  • 20070 user
  • 最終掲載日:2019/07/23 18:00
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全186部分)
  • 20096 user
  • 最終掲載日:2019/06/11 12:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 21511 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
盾の勇者の成り上がり

《アニメ公式サイト》http://shieldhero-anime.jp/ ※WEB版と書籍版、アニメ版では内容に差異があります。 盾の勇者として異世界に召還さ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全945部分)
  • 20287 user
  • 最終掲載日:2019/08/06 10:00
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍六巻 2019/09/30 発売予定!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミカ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全557部分)
  • 20133 user
  • 最終掲載日:2019/07/29 00:53
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 20702 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全261部分)
  • 23184 user
  • 最終掲載日:2019/07/30 00:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版16巻+EX巻、コミカライズ版8+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【【【書籍版およびアニメ版の感想は活動報告の方に//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全638部分)
  • 26319 user
  • 最終掲載日:2019/08/04 18:00
回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~

※ヤングエースアップ様にてコミカライズがスタート。無料で掲載されています ――世界そのものを回復《ヒール》してやり直す。 回復術士は一人では戦えない。そんな常識//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全183部分)
  • 21555 user
  • 最終掲載日:2019/08/04 18:11
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 20577 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
陰の実力者になりたくて!【web版】

【web版と書籍版は途中から内容が異なります】 ※書籍3巻とコミック1巻好評発売中です!  どこにでもいる平凡な少年は、異世界で最高峰の魔剣士だった。  //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全201部分)
  • 27060 user
  • 最終掲載日:2019/08/05 00:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全373部分)
  • 19989 user
  • 最終掲載日:2019/04/11 22:00
転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~

 ブラック企業に酷使された男が転生したのは、ステータスやスキルのある世界。  その世界で彼は、冒険者になることさえ難しい不遇職『テイマー』になってしまう。 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全150部分)
  • 25065 user
  • 最終掲載日:2019/08/05 19:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全358部分)
  • 29618 user
  • 最終掲載日:2019/08/03 18:08
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全150部分)
  • 24948 user
  • 最終掲載日:2019/08/05 09:36
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全404部分)
  • 19709 user
  • 最終掲載日:2018/05/21 12:00
神達に拾われた男(改訂版)

●書籍1~6巻、ホビージャパン様のHJノベルスより発売中です。 ●コミカライズ、スクウェア・エニックス様のマンガUP!、ガンガンONLINEにて連載中。コミック//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全195部分)
  • 20099 user
  • 最終掲載日:2019/07/10 16:00