夏の甲子園大会第2日は7日、1回戦を行い、4年ぶり出場の静岡は1―3で津田学園(三重)との中部勢対決に敗れ、2003年以来の初戦突破はならなかった。
静岡は2回に2点を先制されると、3回にも1点を追加されて、先発の松下がこの回限りで降板。8回に主将で4番の小岩和音捕手(3年)の左前適時打で1点を返したものの、9回の反撃も0点で終わり、大正・昭和・平成・令和の4元号勝利を達成することはできなかった。
試合後の栗林俊輔監督は「力負け、実力負けです。前君という全国で通用する投手と対戦できて、良い経験になりました」。小岩は「相手が強くてかなわなかった。でも、悔いはないです」と完敗を認めていた。