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【野球】

愛知フラッシュジュニア初V 中学の部ナゴヤD切符

2019年8月7日 紙面から

2回表、愛知フラッシュジュニア1死二、三塁、中前に2点適時打を放つ和田(高野行正撮影)

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 第63回中日少年野球・ポッカサッポロ杯愛知県大会第5日(中日新聞社など共催)は6日、熱田愛知時計120スタジアムなどであり、中学の部決勝は愛知フラッシュジュニアが4-1で名古屋ドジャースを下し、初優勝を飾った。愛知フラッシュジュニアは11日からナゴヤドームで開かれる第49回中部日本地区選抜中学軟式野球大会に初出場する。

 愛知フラッシュジュニアは初回先頭の和田冴人左翼手(東郷町立東郷中3年)が左中間二塁打で出塁。次打者の送りバントがエラーを誘う間に先制のホームを踏んだ。「準決勝は無安打だったので、無理に引っ張らずに打ち返した。ホッとした」と振り返った和田。

 2回は1死二、三塁で中前に中押しの2点適時打を放ち、チームに弾みをつけた。「みんながつないでくれたから、僕も後ろにつなぐ」と変化球を打ち返したという。第1打席ではストレートを打っており、「簡単にはストレートは来ない」とカーブを狙い打った。

 中川篤監督(35)によれば「あの子は不思議ちゃんです。普段はのほほんとして、のらりくらりと自分の意思を濁している」そうだ。しかし、野球ではしっかりと役目を果たした。

 あこがれのナゴヤドーム大会への出場権を獲得した愛知フラッシュジュニア。和田は「県代表として、予選で負けたチームの思いを背負っています。優勝を狙う」ときっぱり言い切った。 (高野行正)

 

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