違法カジノ“用心棒”の組員逮捕 住吉会系事務所を捜索
東京・池袋で摘発された違法カジノ店から用心棒の報酬として現金を受け取った疑いで、暴力団組員の男が逮捕された。
指定暴力団住吉会系の3次団体に所属する中沢隆亮容疑者(39)は、東京・池袋の中国人観光客向けの違法カジノ店から、用心棒の報酬として、現金およそ1,000万円を受け取っていた疑いなどが持たれている。
中沢容疑者は、この違法カジノ店の経営者・田野入順一容疑者(44)から現金を受け取っていたとみられている。
警視庁は、カジノの売上金が暴力団の資金源になっていたとみて、7日午前、住吉会系事務所に家宅捜索を行い、金の流れをくわしく調べている。