甲子園大会第1日は6日、1回戦が行われ、春夏通じて初出場の誉(愛知)は、開幕試合で八戸学院光星(青森)に0―9で敗れ、初勝利はならなかった。
誉は1回に先発左腕・杉本が、3四死球で招いたピンチで6番・下山に満塁本塁打を被弾。その後も四死球で走者を許し、失点を重ねた。
一方の打線は4安打。7回はヒットエンドランで2死一、三塁、8回は1死二塁の好機を迎えたが、1本が出なかった。
高校通算26本塁打のプロ注目3番・沢野聖悠内野手(3年)も、3打数無安打。沢野は「全国の強豪が集まる場所で、力不足を痛感した。一番早く甲子園から姿を消すことになって申し訳ない」と声を詰まらせた。