開幕試合となった八戸学院光星-誉の始球式を、プロ野球の中日などで内野手として活躍した本紙評論家の井端弘和さん(44)が務めた。
約1週間前からキャッチボールで調整していたという井端さんは、八戸学院光星の1番・武岡と相対すると、内角低めへズバッと直球を投げ込んだ。「左打者だったから攻められるかなと思った。(プロからも注目される)武岡君のことは新聞とかで知っていたので、ちょっとムキになったところがあったかな」と言って笑わせた。
人生で初の始球式を「投手がパニックになるのが分かるような気がした」と振り返った。自身は1993年夏の2回戦・鹿児島商工(現樟南)戦で8回途中降雨コールド負けを喫した。「高校野球は貴重な3年間。楽しく、分かち合いながらやってほしい」と球児にエールを送った。 (川越亮太)