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【芸能・社会】

島津悦子が人工股関節手術へ 入院2週間「今受けないと車いす生活に」

2019年8月5日 19時48分

人工股関節置換術の手術を受けることを発表した島津悦子

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 演歌歌手の島津悦子(57)が、14日に東京都内の病院で人工股関節置換術の手術を受けることを5日、マスコミ各社に書面で発表した。

 「臼蓋(きゅうがい)形成不全に伴う変形性股関節症」を患っており、13日から2週間入院する予定。関係者によると、今回の手術は左脚だけ行い、スケジュールを見ながら右脚も行う。29日に鹿児島県でテレビ出演して本格的に仕事復帰するが、入院中も21日に仙台で仕事に臨むという。

 島津はこの日、自身のブログを更新し、手術を報告。幼児期の股関節脱臼の後遺症と明かし、デビューして間もないころ痛み出した。着物を着ての歩行や電車移動が「1番つらかった」という。

 当時、手術も検討したが復帰に半年を要するため休みが取れず断念。「このとき手術をしていれば、一生自分の股関節で歩けたかもしれませんね」とも記している。

 今年になって痛みがずっと持続。寝ても痛みで寝ることができず、ステージでも震えるほどに痛い状態の日があったという。「今手術を受けなければもっと進行して歩くこともできず、車いすの生活になること間違いなし」と手術を決意。新しい股関節には「これからの人生一緒に歩いてね」と言うつもりという。

 また「世の中には大変なご病気と闘っていらっしゃる方々がたくさんいらっしゃいます。そんな方々に比べたら私の病気は大きな病気ではありません」。同じ症状の人の参考になればと、入院から退院までブログで毎日伝えていく。

▼島津悦子(しまづ・えつこ) 1961(昭和36)年12月24日生まれ、鹿児島県出身。88年に「しのび宿」でデビュー。91年「紙の舟」で第24回日本有線大賞・有線音楽賞受賞。95年「酔芙蓉」でも第28回の同賞受賞。身長158.5センチ。

 

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