東東京を勝ち抜いた関東第一は、チーム打率4割超の日本文理に自慢の投手陣で立ち向かう。渋谷嘉人主将(3年)は「強いチームという印象がある。守備からリズムをつくって攻撃につなげていきたい」と誓った。
オコエ(楽天)らがいて4強入りした2015年以来の躍進を狙う。米沢貴光監督(43)は「オコエのときのような攻撃力はないが、打てなくても下を向かないようにしたい。ピッチャーと守りがカギを握る。とにかく失点を防ぐのが第一」とダブルエース&1年生に期待する。
制球力勝負で背番号1の土屋大和、速球派の谷幸之助の3年生両右腕はそろって完投能力があり東東京大会は初戦からきれいに交互に先発した。1年生の市川がリリーフとして待機。土屋は「谷と2人で甲子園で絶対に勝とうと話している」と力強かった。