挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~ 作者:月夜 涙(るい)

第九章:回復術士は新たな道を示す

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
183/183

第十話:回復術士は帰還する

いよいよ、第六巻が角川スニーカー文庫様から7/1(月)に発売しました! 特典などは活動報告に書いてあるのでそちらでチェック!

 世界会議が終わった。

 いくつか会議の流れは想定していたが、その中でも一番成果がでかいものになった。


「バカなやつだ」


 聖帝にもう少し理性があり、かしこければここまでコケにされることも権力を失うこともなかっただろうに。

 俺が司会をするようになってからは順調に会議は進んだ。

 俺が提案した魔族と人間の和平はつつがなく結ばれる……そう思わせるだけの手応えがあった。

 会議終了後、俺たちは速やかにあの国から出た。

 こんな胸糞悪い国、長居するつもりはない。

 馬車で揺られながら、今後のプランについてエレンが説明している。


「以上です。おそらく、聖帝は名誉回復と権力の奪還をするため、ファラン教を国教にしている国々に働きかけるはずです。事前に芽を潰すことは不可能です。宗教は理屈ではなく感情ですから」

「それならそれで構わないさ。大義名分はこちらにある。反乱を起こせば叩き潰してやればいい……それに、ふと思ったんだがな、宗教というのは便利だ。俺たちで宗教を作らないか? 幸い、こちらには本物の神様がいる」


 膝の上で自分の尻尾を枕にして眠る、通称きつ寝を続けているグレンを撫でる。

 こう見えて、こいつは正真正銘の神獣だ。


「それはいいの。愚民どもがグレンを敬うの! そしたら、肉をたっぷり献上させるの。毎日美味しいお肉……じゅるり。やってあげるの。神獣の奇跡ははんぱないの」


 肉の匂いを嗅ぎつけて、小ぎつねが起きた。

 肉の山を思い浮かべて尻尾をぶんぶんと振る。


「神獣の奇跡って何をする気だ? おまえが見せた神獣らしい力は【浄化】以外記憶にないんだが。すごい力だが民にありがたがれる類のものじゃない」

「【浄化】はべつにくっさいのを焼くだけじゃないの、悪い運気だとか、病気とか、怨霊とか、全部焼けるの! グレンに焼いてもらうと、肩こりしなくなったり、体が軽くなったり、運が良くなったりするの」


 地味ではあるが、悪くはない。


「そんな力があるのなら、俺たちに使ってくれても良かったんじゃないか?」

「とっくにご主人さまたちには使ってるの!」


 意外だ。

 マイペースなグレンがそんな気配りをするなんて。


「べっ、別にご主人さまたちのためじゃないの! お肉のためだし、グレンのお世話をしてもらえないと困るから元気でいてほしいの!」


 ツンデレのように見えて紛れもない本心だろう。

 エレンたちが顔を見合わせる。


「そう言われてみればそんな気が。私って基本運がわるいのに最近はそういう実感がないです。いつも、いくつか未来を想定するのですが、割とましな想定が選ばれている気がします」

「セツナも言われてみれば肩が軽くなった気がする」

「私は実感がないですね」

「フレイアの場合は細かいことを気にしてないからよ。調子が良い気はずっとしてたわ」


 俺自身、思うことがある。

 たしかに運がいいと感じる事が多い。


「そういう力があるなら、ファラン教なんて一蹴できるな。向こうの偽物と違って、本物の奇跡だ」

「ですね。ちゃんとした筋書きと仕込みがあれば、いくらでもやりようがあります。っていうか、もともとケアルガ兄様のとんでも【回復ヒール】さえあればどうにでもなりました」

「ご主人さまとグレンの力で、奇跡の大安売りなの!」


 想像してみたら、笑えてきた。

 あっという間に俺たちの作り上げた宗教は広まりそうだ。

 英雄と神獣の求心力は、作り物の神を凌駕する。

 さきほども言った通り、宗教というのは民の心をまとめあげ、操るのに非常に便利であり、面白おかしく世界を演出できる。

 ……やりようによっては、自国の民だけでなく他国の民すら操り人形に変えてしまえるのだ。


「エレン、任せていいか?」

「はい、シナリオと仕込み、どちらもお任せください。私たちに都合がいい思想をたっぷり盛り込んだ教義を作っておきますね」


 エレンが作るのだから、えげつなくないものができるだろう。

 表面上はとても綺麗で、その実、巧妙にやばいのが盛り込まれている。エレンの得意分野だ。


「これで俺たちの国がより盤石になるな」

「英雄の国というだけだと、弱いと思っていたところです。人というのは恩はすぐに忘れるようにできているんですよ。自分が受けた仕打ちとか恨みとかは、生命を守るために必須でなかなか忘れないんですが、恩なんて覚えていてもあんまり役に立たないのであっさり忘れちゃいます」


 相変わらずエレンの言葉はドライだ。

 しかし、それは間違ってはいない。

 人間の本能的な部分でそうなっている。

 だからこそ、恩を忘れない人間というのは大事にしたい。本能じゃなく、心で生きている人間だ。


「ぐふふふ、グレンもいっぱい協力するから良きに計らうの。毎日、たくさんのお肉、お肉風呂に飛び込むの!」

「……それは臭くなりそうだからやめとけ」


 生臭坊主とは比喩表現で言われるが、比喩抜きでそうなってしまう。


「それはそれとして、イヴはこっちに来て良かったのか?」


 この馬車には、こちらに来たときにはいないメンバーが増えていた。

 そう、一躍時の人となった魔王イヴ・リース。

 俺の恋人だ。

 魔族領域からやってきた一団と別れて俺たちと合流している。


「あと二日ぐらいは大丈夫だよ。もともと人間との交渉にそれぐらい使うって予定だったんだ。……それに、星兎族のキャロルとラピスが留守を守ってくれてるしね。あの二人、私よりうまくやってくれてるよ」

「有能だが、頼りすぎるのはよくない」

「こんなときぐらいいいじゃん。いつもすっごく頑張ってるし」


 かつて、星兎族の長であるキャロルは旧魔王と通じ、俺たちを裏切っていた。

 娘のラピスが侵された病、その進行を抑える薬を得るために。

 しかし、俺がラピスを救い、ラピスの病は旧魔王陣営が仕込んだものだとわかると、旧魔王の内通者という立場を利用して勝利に貢献してくれた。

 そして、それが終わったあとは裏切りの罪を償うべく処刑された。

 ……表向きには。


 真実は違う、キャロルの影武者を俺が【改良ヒール】で作り出して、すり替えた。

 理由はいくつかある。一つ、旧魔王に弄ばれ、復讐心に燃えていた彼にシンパシーを感じていた。二つ、ラピスは俺の可愛い愛人だ。あの子を喜ばせたかった。三つ、極めて優秀な男で使い道がある。


 魔族領域で実質的に政を行っているのは、かつて迫害されていた種族の長たち。政治に疎いイヴは飾り物に成り下がり、良いように操られる危険性があった。

 各種族の長たちは悪人ではないが自らの種族を第一に考える。

 イヴの属する黒翼族の数は少なく、政治ができるものは生き残っていない。

 だからこそ、権力を持つ種族に属さない優秀なものがイヴの補佐に必要だった。

 キャロルは俺の【改良ヒール】で顔を変え、新たな名前を得て、その優秀な力を存分に振るってくれている。

 それに気を利かせて、イヴの教師役まで行ってくれていた。

 ラピスがイヴの従者となり、彼女をメンタル面で支えてくれているのも大きい。

 あの親子の力があるからこそ、イヴは形だけではなく、正しい魔王として君臨できているのだ。


「ラピスもすっごく来たがってたんだけどね。ケアルガに惚れてる一人だし」

「俺も会いたかったよ。……いや、なんで居ないんだ? あの子はただの従者じゃなく護衛も兼ねていたはずだろう」


 星兎の脚力、瞬発力、するどい聴覚は戦闘において極めて強力。

 しかも病が回復したラピスはその天才性を発揮し始めた。おそらく魔族領域で十指に入る実力者だ。


「ラピスは私の影武者もしてるからね。変装したラピスがにこにこ笑って、横でキャロルがいい感じにしてるとばれないんだよね」

「……確かに背格好は似ているな」


 特徴的な兎耳と黒い翼は隠したり、作り物でなんとかなったりする気はする。


「ふふん、私だってうまくやっているんだからね」


 たしかに、イヴが動きやすいのはいいが、それは裏返せば、いつでもキャロルとラピスが玉座を奪えるということに気付いているだろうか?

 もっとも、今のイヴは圧倒的に強い。殺すことはできないだろうし、魔王権限である絶対遵守の命令という最強のカードをイヴは持っている。

 にこにこと笑って、俺たちを見ていたエレンが口を開いた。


「まあ、ちょうど良かったです。和平の調印、イヴさんにいろいろと話しておきたかったですし。キャロルさんからは、だいぶ政治のことわかるようになってきたと聞いているので手加減しませんよ」

「うっ、その、がんばる。でも、意思決定はしないよ。持ち帰ってキャロルと相談させて」

「その返事ができるだけでも成長しましたね。自分で返事をするのはまずいとわかるのは進歩です。……キャロルさんとは一度じっくり話したいんですよね。いろいろと面白い話ができそうです」


 エレンが褒めるあたり、キャロルは相当だ。

 何はともあれ。


「よく来たイヴ。またあえてうれしい。そうだな、こっちはなんとかなりそうだし、イヴが戻るときに俺も魔族領域に行こう。久々に黒騎士として振る舞うのも楽しそうだ」

「うん、歓迎する!」

「それから、今度から俺のことはケアルって呼べ。それが本当の名前だ」

「わかったよ。でも、言い間違えたらごめんね!」

「言い間違える度にエッチなお仕置きをしてやる」


 俺がそう言った瞬間、イヴ以外の女たちもぴくりと反応した。

 ……一部の連中はエッチなお仕置きしてほしさにわざと間違える気かもしれない。

 馬車は走る。

 今の所、すべてが思い通りになっている。

 人間の世界も、魔族世界も、俺の支配が進んでいく。

 もうこの流れ、俺ですら止められない。それなら、この調子でよりよい未来を作っていくとしようか。

いつも応援ありがとうございます! 「面白い」「続きが気になる」と思っていただければ画面下部から評価していただけると幸いです!


7/1 角川スニーカー文庫様から回復術士のやり直し 六巻が発売!
六巻ではジオラル王討伐。そして、今回の書き下ろしは会心の出来! 運営様が怖くてなろうではできないほど、やばくてエロくて、すかっとする復讐シーンを大増量で書いてます。まじで読んで欲しいです! お陰様でシリーズ六十五万部突破!
↓の画像をクリックで特設ページに!
D9F9mpqUwAIvO5P.jpg

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~

 ブラック企業に酷使された男が転生したのは、ステータスやスキルのある世界。  その世界で彼は、冒険者になることさえ難しい不遇職『テイマー』になってしまう。 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全150部分)
  • 24528 user
  • 最終掲載日:2019/08/05 19:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全223部分)
  • 29584 user
  • 最終掲載日:2018/03/30 19:25
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全373部分)
  • 24973 user
  • 最終掲載日:2019/04/11 22:00
転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~

◆◇ノベルス5巻 5月15日 & コミック2巻 5月31日より発売予定です◇◆ 通り魔から幼馴染の妹をかばうために刺され死んでしまった主人公、椎名和也はカイン//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全190部分)
  • 23838 user
  • 最終掲載日:2019/07/17 00:06
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全358部分)
  • 37764 user
  • 最終掲載日:2019/08/03 18:08
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版16巻+EX巻、コミカライズ版8+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【【【書籍版およびアニメ版の感想は活動報告の方に//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全638部分)
  • 33726 user
  • 最終掲載日:2019/08/04 18:00
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全404部分)
  • 25561 user
  • 最終掲載日:2018/05/21 12:00
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました

 勇者の加護を持つ少女と魔王が戦うファンタジー世界。その世界で、初期レベルだけが高い『導き手』の加護を持つレッドは、妹である勇者の初期パーティーとして戦ってきた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全147部分)
  • 26262 user
  • 最終掲載日:2019/07/26 18:12
Re:ゼロから始める異世界生活

突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全478部分)
  • 25595 user
  • 最終掲載日:2019/04/01 23:45
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 27261 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全154部分)
  • 23604 user
  • 最終掲載日:2019/08/03 00:28
盾の勇者の成り上がり

《アニメ公式サイト》http://shieldhero-anime.jp/ ※WEB版と書籍版、アニメ版では内容に差異があります。 盾の勇者として異世界に召還さ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全944部分)
  • 27866 user
  • 最終掲載日:2019/07/30 10:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 26546 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全403部分)
  • 25156 user
  • 最終掲載日:2019/08/02 00:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全150部分)
  • 29589 user
  • 最終掲載日:2019/08/05 09:36
陰の実力者になりたくて!【web版】

【web版と書籍版は途中から内容が異なります】 ※書籍3巻とコミック1巻好評発売中です!  どこにでもいる平凡な少年は、異世界で最高峰の魔剣士だった。  //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全201部分)
  • 25941 user
  • 最終掲載日:2019/08/05 00:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全307部分)
  • 35858 user
  • 最終掲載日:2019/08/04 19:00
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。

小説版7巻が2019年9月14日。 漫画版3巻が2019年9月12日に発売予定です! 成長チート? 無限の魔力? 全属性使用可能? そんなもの即死能力で一撃で//

  • コメディー〔文芸〕
  • 連載(全162部分)
  • 23968 user
  • 最終掲載日:2019/07/16 18:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 34887 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全2180部分)
  • 23570 user
  • 最終掲載日:2019/08/05 18:00
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全590部分)
  • 26202 user
  • 最終掲載日:2019/07/23 18:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

■7月25日に書籍7巻、本編コミック4巻、外伝コミック2巻が同時発売です!■ 《オーバーラップノベルス様より書籍6巻まで発売中です。本編コミックは3巻まで、外伝//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全480部分)
  • 32491 user
  • 最終掲載日:2019/07/29 22:59
(´・ω・`)最強勇者はお払い箱→魔王になったらずっと俺の無双ターン

※書籍版3巻は3/29発売です! コミック1巻は4/12ですよろしくね!※  至高の恩恵(ギフト)を授かり、勇者となった男がいた。彼は魔王を倒し、人の世に平穏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全116部分)
  • 23727 user
  • 最終掲載日:2019/07/24 19:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全261部分)
  • 29078 user
  • 最終掲載日:2019/07/30 00:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全222部分)
  • 25795 user
  • 最終掲載日:2018/10/24 20:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 28298 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
LV999の村人

 この世界には、レベルという概念が存在する。  モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。  また、誰もがモンス//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全440部分)
  • 26166 user
  • 最終掲載日:2019/08/04 09:27
そのおっさん、異世界で二周目プレイを満喫中

4/28 Mノベルス様から書籍化されました。コミカライズも決定! 中年冒険者ユーヤは努力家だが才能がなく、報われない日々を送っていた。 ある日、彼は社畜だった前//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全181部分)
  • 30333 user
  • 最終掲載日:2019/07/31 18:00