県内ニュース
2019年8月05日 12:06

周南金峰の連続殺人・保見被告の死刑が確定

2013年7月、周南市で男女5人を殺害したとして死刑判決を受けた保見光成被告(69)の裁判で、最高裁は、被告側が申し立てていた判決の訂正を退け、保見被告の死刑が確定しました。死刑が確定したのは、周南市金峰の保見光成被告です。保見被告は2013年7月、同じ集落に暮らす高齢の男女5人を殺害したなどとして殺人と放火の罪に問われ、1審と2審で死刑判決を受けました。弁護側は「保見被告は心神耗弱の状態だった」と訴え死刑の回避を求めていましたが、先月11日、最高裁は厳罰を求める遺族側の感情も考慮したうえで「みずからの価値観で犯行を実行した」として上告を退けました。最高裁の判決を不服として、保見被告側は訂正を申し立てましたが、今月1日、最高裁は、申し立てを退けました。これで保見被告の死刑が確定しました。