6日に開幕する全国高校野球選手権(甲子園)に「高校BIG4」の中で唯一出場する星稜(石川)の右腕・奥川恭伸投手(3年)が4日、奈良県生駒市の近大グラウンドで、7日の旭川大高(北北海道)との初戦に向けた練習を行った。
この日の奥川はブルペンでの練習を再開。本格的な投球は7月28日の石川大会決勝・小松大谷戦(石川県立)以来ということもあり、立ち投げを中心にフォームを入念に確認しながら、次々と白球を投げ込んだ。さらに、その後に行ったシート打撃では快音を響かせ、初戦突破に向けた準備を着々と進めていった。
約2時間の練習を終えた奥川は「特に焦ってはいません。今日を含めた初戦までの残り3日間でしっかり練習していきたい」と順調な調整ぶりを強調。林和成監督は「少しずつよくなっている。いいステップを踏めているのではないかと思います」と話していた。