［ボート］蒲郡レディースチャンピオン　カウントダウン特集【Ｖ争い展望】

　ベテランから若手まで今を輝く女子レーサーが集結し、ナンバーワンを決めるこの大会。ここではドリームメンバー以外の注目選手をピックアップしたい。

　もっとも期待されるのが昨年４度目の女王に輝いた山川美由紀だ。山川自身、この大会への思い入れは強く、それは年末のクイーンズクライマックスをも上回る。若手のころから磨き抜かれたスタート力は今もなお健在。５度目の女王を目指し今節も渾身（こんしん）の攻めを見せるだろう。

　地元からは５選手が出場する。歴代女王経験のある谷川里江はもちろんのこと、大滝明日香や細川裕子、宇野弥生も過去にファイナル入りを果たしたことがあり、優勝に手が届くところまではきている。また、若手ながらも強烈な攻撃力を持っている水野望美の奮闘も期待したいところだ。

　守屋美穂は６月のびわこから優出ラッシュで７月の芦屋では強豪男子選手を相手にＭＢ大賞を優勝。近況の成績には目を見張るものがある。また、日高逸子や藤崎小百合、魚谷香織ら福岡勢は当地で好相性を誇る。その他では昨年のＱクライマックス覇者・松本晶恵をはじめ海野ゆかりや平高奈菜、塩崎桐加もＶ候補として推せる。