6日に開幕する全国高校野球選手権(甲子園)に岐阜代表として3年ぶりに出場する中京学院大中京が3日午前、甲子園練習を行った。
午前9時40分、球場に鳴り響くサイレンとともにグラウンドに駆けだしたナインは内外野のノックやシート打撃などで汗。エース左腕の不後祐将投手(3年)、救援での登板が予想される赤塚健利投手(3年)、元謙太投手(2年)ら投手陣は、U18日本代表候補で主将の藤田健斗捕手(3年)が受ける形でマウンドからの投球練習を行った。
終了後の藤田主将は初めて立った甲子園のグラウンドを「独特の雰囲気があるし、キャッチャーボックスから見て広く感じた。試合では球場の広さやお客さんの多さに動じないメンタルが必要と思ったので、ミーティングでみんなに伝えたい」と分析。ナインの動きを見た橋本哲也監督は「これから最高の状態にしていきたいですね」と初戦を早くも見据えていた。