ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

べしゃり暮らし 第2話 間宮祥太朗、渡辺大知、矢本悠馬、小芝風花… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

べしゃり暮らし #2【森田まさのり原作×劇団ひとり演出×間宮祥太朗主演】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. お前
  2. 金本
  3. 静代
  4. パパ
  5. 辻本
  6. 藤川
  7. 東京
  8. 漫才
  9. 子安
  10. 絶対
  11. ネタ
  12. 圭右
  13. 自分
  14. 上妻
  15. 面白
  16. デジ
  17. プロ
  18. 芸人
  19. 台本
  20. 一回

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べしゃり暮らし #2【森田まさのり原作×劇団ひとり演出×間宮祥太朗主演】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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べしゃり暮らし #2【森田まさのり原作×劇団ひとり演出×間宮祥太朗主演】[字]

「ROOKIES」「ろくでなしBLUES」の人気漫画家・森田まさのり最新作を連ドラ初演出・劇団ひとり×主演・間宮祥太朗で初映像化!笑いあり涙あり!令和最初の夏がアツくなる!

詳細情報
◇番組内容
文化祭でアドリブ漫才を大成功させた圭右(間宮祥太朗)と辻本(渡辺大知)のコンビ・きそばATだが、以降圭右は、お笑い嫌いの父・潔(寺島進)に気兼ねしてか消極的。そんな圭右に辻本は、先輩の人気漫才コンビ・デジタルきんぎょの金本(駿河太郎)と藤川(尾上寛之)を引き合わせるが…。そんな中、辻本から一方的にコンビを解消された元相方・静代(小芝風花)が現れ、急遽辻本と静代が漫才をすることになり…!?
◇出演者
間宮祥太朗渡辺大知、矢本悠馬小芝風花、堀田真由、中川知香、柳ゆり菜/駿河太郎、尾上寛之、波岡一喜徳永えり寺島進
◇原作
森田まさのりべしゃり暮らし』(集英社
◇脚本
徳永富彦
◇演出
劇団ひとり
◇音楽
髙見優、信澤宣明

【主題歌】B'z『きみとなら』(VERMILLION RECORDS
【オープニングテーマ】Creepy Nuts『板の上の魔物』(ソニー・ミュージックレーベルズ
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子テレビ朝日
【プロデューサー】浜田壮瑛(テレビ朝日)、土田真通(東映)、髙木敬太(東映
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/beshari/
☆Twitter
 https://twitter.com/beshari_ex
☆Instagram
 https://www.instagram.com/beshari_ex/
☆YouTubeチャンネル
 https://www.youtube.com/c/beshari_ex/

 

 


(上妻圭右)いこうか!
(辻本 潤)なんや…

いけるって何がやねん?
べしゃり。

ネイキッドって!

ネイティブや ネイティブ。
何? 自分 天然なん?

元芸人?

俺と組まへんか?

(2人)はい どうもー!
きそばATです! と…。

本気で目指してみいひんか?
芸人。

芸人?

♬~

(梅垣 望)あ~あ…
1学期終わったら 受験勉強か…。

(土屋奈々)
子安くんは 大学行くんだよね?

(子安蒼太)うん 一応…。

(竹若明浩)圭右は家継ぐんだろ?
(上妻圭右)んっ?

(辻本 潤)
えっ? 継ぐって この店を?

当たり前でしょ。
この店の4代目なんだから。

お前 この前…。

いや 別に
やるとは言ってねえだろ。

ほんまに目指さへんのか? 芸人。

ちょっ… お前 うるせえぞ。 おい。

(上妻 潔)
おい お前ら 足りてるか?

(梅垣)はい。
はい 足りてます。

親父さん 聞きました?
こいつね…。

おいしょー! お前 バーカ!

痛っ… 殴られた…。
バーカ!

あっ おかわり大丈夫? 子安。

お前 ちゃんと食べてる?
(子安)えっ 食べてるよ。

食べてる? おかわりいる?
おかわりしとけよ お前!

あっ すいません 辻本です。
うっす。

今 東京いてはるんですよね?

あの…

一遍 会うてみてほしい奴が
おるんですけど…。

じゃあね! バイバーイ。

汚いって なんだ! 汚いって!
俺の芸術的な…。

(奈々)もう~!
ねえ チョーク持たないで…。

持たないでじゃねえ!
みんなのチョーク…

みんなの黒板と
みんなのチョークです!

独り占めは良くないと思います!

(奈々)うるさいな もう!
なあ 上妻! 上妻!

ああ?
デジタルきんぎょって知ってる?

ああ。

(子安)デジきん!?
えっ デジきんがどうしたの?

あの… 僕 大ファンなんだ!
そうなんや。

俺が世話になってる先輩やねん。
えっ! マジで?

うん。 明日
単独ライブがあんねんけどさ

舞台とかリハとか
見てみたないかなと思って。

見たい 見たい 見たい…!
圭右くんも見たいよね!?

あっ いや…
俺 明日 店の手伝いしねえと。

えっ!?

台本とか
見してもらえるかもしれんで。

俺らのと違うて プロの台本や。
レベルちゃうぞ!

お前 ちょっと待て。

お前 勝手に 「俺らの」とか
言ってんじゃねえぞ!

お前さ 文化祭の台本は
お前が書いたんだろ!

俺が書いたら
余裕でプロ超えだから!

お前のと一緒にすんじゃねえよ!
ねえねえ ねえねえ!

圭右 漫才のネタなんて書けんの?

おう?

(竹若)奈々ちゃん!
いい事 言ったね。

だよね~。

竹若ドーン!
イテッ! イテッ…。

お前 この野郎
俺を誰だと思ってるんだよ!?

書けないから
怒ってるんでしょ?

書けますぅ~!
あ~ 書けますぅ~!

そう思うてんのやったら
参考になるし

絶対 一遍 見せてもらったほうが
ええって。 なあ。

明日 午後3時からリハやねん。
行こうや! 子安もええで。

えっ 本当? やったー。

クソッ… 見てろよ!
おっ 行くか?

おう 行ってやるよ!
おう 行ってやる!

俺がな プロの漫才を見てやる!

♬~

そうやな…。

そら
お前に黙って来た事は謝る。

いや ちゃう… ちゃうって…。

(舌打ち)

いや 別に
お笑い 捨てたわけやないよ!

ただ お前とは
もう やっていかれへんねん。

もう 電話もかけてこんといて。

(藤川則夫)
「うおおっ! なんや!? これ」

(金本浩史)
「めちゃめちゃデジタルやんけ!」

(ナレーション)
「DIGITAL BLACK」

(藤川・金本)
「デジタルすぎるんですけど!」

(呼び出し音)

(鳥谷静代)何してんねん!

(呼び出し音)

ボケ…。

(江草はるか)静代~!
(静代)あっ はるか!

(はるか)久しぶりやん!
ねえ 元気してた?

え~ 東京で会うって
なんか 変な感じ!

ほんまやな。 ごめんな
急に 泊めてとか言うて。

ええよ! うちも話あってん。

えっ 何?
(はるか)フフッ…。

行こう! よし 持ったる!

あ… ありがとう。
(はるか)重っ! 何? これ。

ええ話だけにしてや。
え~ どうかしら~?

ハハハ…。 怖いわ~。

よし!
もんじゃや もんじゃ!

もんじゃ行くん?
もんじゃ行くー!

(子安)うわあ…!

(子安)サボテンミサイルとか
二丁目拳銃もある…。

すごい…!

上妻 遅いなあ…。

デジきんさん ただでさえ
ピリピリしてはるから

遅刻とか 絶対あかんぞ。

(子安)やっぱり
そういう空気なんだ…。

えっ? いや…
まあ そら 本番前やしな。

ねえ デジきんって
裏では仲悪いって本当なの?

いやあ…。

楽屋では ネタ合わせどころか
顔も合わせないって。

まあ コンビには
いろいろあんねん

ずっと一緒におったらな。

わかってると思うけど

本人の前では
そういう話は なしやで。

そんな事 言うわけないじゃん!

でも 圭右くんには ちゃんと
釘刺しておいたほうがよくない?

ああ… あいつに言うたら

かえって おもろがって
いじりそうやしな。


おう! 悪い 悪い!

いやあ
昨日 あんま寝れなくてな!

えっ 圭右くんも?

いやあ 僕も緊張して
全然眠れなかったんだよ。

バーカ お前とは違えよ。
誰が緊張なんかするかよ。

いや… むしろ 向こうが
緊張してんじゃないかな?

おい 上妻 先輩に会うんやぞ!

くれぐれも
口の利き方 ちゃんとせえよ!

くれぐれもやぞ!

はーい わかりました!
ちゃんとしまっす!

もう 怖いわ~!
ちゃんとさせて頂きまーす!

あっ これ…! えっ これ
今日使うやつじゃない?

そうやな。

すげえ…!

(下柳輝弘)おう 辻本!
おはようございます 下柳さん。

おう 久しぶりやな。
お久しぶりです。

金本から聞いてるぞ。

連れてきたい言うんは この子?

ちょっと やめてくださいよ。
おっ?

なんだ? お前
俺の事 金本になんか言ったのか?

ちょっ… 金本さんやろ!
いやいや…。

なんて言ったんだよ?
おい なんて言ったの?

ほな 中で
待たせてもらいますんで。

すんません。
お前 なんつったんだよ?

お前 頼むって! シーッ!
子安 行くで。

あんまハードル上げすぎんなよ
お前。

いや まあ
上げてくれてもいいけど!

全然上げてくれても!
ちょっと もう… ほんま 頼む。

(子安)あっ これ! これ…。
せやねん せやねん…。

お~ すげえ。
楽屋… 楽屋で…。

(望月ひかり)金本さん
もうすぐ来ると思うんで。

はい ありがとうございます。

かわいいな。
ねっ。 なんか モデルさんみたい。

かわいいよな。 なあ。
上妻。

1秒で約束を破るのは
やめてくれ。

あと 敬語使うてくれよ。

あ~ ちょっと
ミスっただけだっつうの!

それから しょうもないボケとか
ツッコミとか 絶対すなよ。

おい ちょっと待てよ。

俺が しょうもない
ボケやツッコミをした事が

あっただろうか?

いや ない! 断じて ない!
そういうのやっちゅうねん!

向こうはプロやねんから
誰も笑うてくれへんぞ。

プロだから
笑わせたら すげえんだろ!

ちゃうって! 絶対ちゃうわ!
あかんぞ ほんまに!

プロを笑わせたらすげえって事…。
これ フリちゃうで。

絶対あかんで。
「絶対あかんで」?

「絶対あかんで」は
「絶対せえ」やろ それは!

こんなんで印象悪なったら
最悪や。

はあ…。 のど渇いたな。

ねえ ねえ!
なんだよ?

金本さんって
普段どんな人だろうね?

いや テレビだと
テンション高いけどさ

ちょっと怖かったりする…。
絶対 スケベ。

あっ 金本さん!
おはようございます!

ご無沙汰してます。
おお~。

ちょっと お前 立て…!
ああ ああ…。

(金本)ああ…
立ってんと 座りいや。

うっす!
はい 失礼します。

どないやねん? 東京。

いやあ…
まだ ようわかりません。

ふーん…。

金本さん あのね…

こいつは もう 大阪人の心を
捨ててまいよったんですよ。

なんでかっていうとね

エスカレーターは 死んでも
右に乗る! 言うてたのに

気づいたら 素知らぬ顔で
左に乗ってるんですよ!

もう 今まで ずっと
左でやってきましたけど?

左でやってきましたけど
何か? 的な感じで

ずっと 左乗る…。
もう 説教したってくださいよ!

「しょうもない事言うな」
言うたやろが!

そんなん言うてへんから!
言うてへんかったっけ?

おもんない事 言うなって!
おもんないって なんや!

すんません
こいつ あほなんですよ。

許したってください。
ハハハハ…。

おい! ウケてんじゃねえか!
おもんないって なんだ!

お前 頼むから
おとなしくしてくれって!

おとなしくしてるだろ!

辻本
お前言うとったん こいつか?

はい。

あの…
でも ちゃうんですよ こいつ…。

(下柳)金本 ちょっとええ?
うん?

昨日書いたネタ 元のほうが
繋がりええんちゃうか? って

藤川が言うとるんやけど。

(舌打ち)

そこは あえて
繋がり持たさんほうが

笑えるやろ。

(下柳)そうか。 ちょっと待って。

(下柳)そこは あえて
繋がり持たさんほうが笑える…。

わかったって。
(金本)おう。

おう。

えっ えっ… ちょっと待って。

なんで 隣にいるのに
伝書鳩みたい奴がいるの?

上妻!
お前 黙っとけって ほんまに!

もしかして 仲悪いんですか?

おい! あかん!
お前 黙っとけって ほんま…!

ようしゃべる奴やなあ。

わかります? 俺 しゃべらんと
死んでまうんですよ。

しゃべりながら
生まれてきたんで。

口から… もう しゃべりながら
生まれてきた…。

すいません。
おう!

金本さんがいつも吸ってるの
売り切れてて…。

ああ… いやいやいや お前…
メンソールちゃうやんけ お前。

ああ すいません…。
これ お釣りです。

いらんわ もう 取っとけ。
これも いらん。

あざーす!
(金本)前髪 3センチ切れよ。

指さすなって お前。

はい…。

(金本)ありがとうな。

いや… 金本さん めっちゃ
人使い荒くないですか?

おい! 何言うとんねん! おい!
しかも メンソールだし。

お前 前髪 3センチ切れよ。
ほんま すんません。 すんません。

今日は もう
僕ら ここで帰ります!

また改めて来ますんで!
すんません!

あれ? もう帰っちゃうんですか?
ねえ!

もっとしゃべりたいっすよね!
俺もです!

よろしくお願いします!
ちょっと立て直させろ!

立て直す前にな…。
はあ?

金本さん

これ読んでみてください。
俺が書いた漫才の台本です!

えっ 本当に書いたの!?
おう。

ほんまに何言うてんねや お前!
ちょ… やめろって!

(金本)台本?

すんません。
こいつ 舞い上がっとるんです。

いや こんなネタね
絶対 誰にも書けねえっすよ!

読んでみてください!
プロの批評を!

私と組もうよ~ 静代~!

ねえ 静代と組んで
お笑いでデビューしたいんよ。

いや… はるか
タレントなりたいんちゃうの?

もう あほ!
わかってへんなあ!

今のテレビはな
お笑いも必要やねん。

だからね もう…
漫才教えて 静代!

いやいや… 漫才って
そんな甘いもんちゃうで?

でも 相方 どうするん?

それは…。

うちらやったら 絶対売れんで~。

ごめん!
キャー!

あっ ごめん。 ハハハ…!
(はるか)やったな~! ほんまに!

もう~!


んっ? どこ行くん?

やっぱり…
私 まだ諦められへん。

則夫さんが せっかく
電話くれはったんやし。

どうしても あいつやないと
あかんの?

それを確かめに行ってくる…。

(ドアの開閉音)

ふーん…。

おもんない。

えっ…?

えっ えっ…。

ちょ… ちょっと待ってください。
あの…。

これ 最後まで
ちゃんと読んだんっすか?

読んだって。
いやいや… 1個も笑われへん。

自分 センスないわ。

ほんまっすか? 金本さん。

いや ほんまも何も…。

俺も よう こんなん
最後まで読んだなあ。

あの…!

あの これ もう一回 最後まで…
もう一回 読んでください!

読んだ言うたやろ!
読めば読むほど 面白いから!

ほら こことか! ちょっと!
読めば読むほど 面白えって!

ちょっと 頼むから
読んでくれよ!

(下柳)
おい! お前ら 何してんねん!

ほんま すんません。
すんません…。

(子安)
あっ ちょっと…! 圭右くん!

(ひかり)金本さん 大丈夫ですか?

金本さん すんませんでした!
ほんまに。 すんません…。

辻本 お前 ほんまに
あいつとコンビ組む気か?

クソーッ! なんでだよ!?
意味わかんねえよ!

俺が面白くねえわけねえ
っつうんだよ!

クソーッ!!

ハハッ…! 荒れとんなあ。

金本に おもんない言われたんか?
ひどい奴やろ?

あっ デジきんの藤川…。

ん?
あっ… 藤川さん。

なあ。 なんでも知ってます
みたいな顔して

偉そうに言うてたやろ?
ほんま腹立つわ。

俺もな
何遍も 殺したろ思てんねん。

そうっすよね? やっぱ
おかしいっすよね!? あいつ。

だから もう 逆に尊敬しますよ!

あんな奴と長年コンビ組んで
やってるなんて もう 超最悪…。

あほか! 俺が言うのは ええねん。
お前が言うな!

えっ…。

お前な あの上妻いう奴の事
どんだけ知ってんねん?

いや まだ あんまし…。

ただ 一遍 漫才したんです。
その時に…。

なんや。 1回だけか。

ほんまに それで決めるんか?

この世界な

そんなんで生き残れるんやったら
誰も苦労せんわ。

もう 散らかしてくれたなあ。

あーあ…。

ほれ お前も拾わんかい!

あ~あ…。

こんなもん
よう 金本が読んだなあ。

これ 普通やったら
読んでもらわれへんで。

それにな 読んだとしても
素人やったら 適当に褒めんねん。

それを ちゃんと
駄目出しするなんてなあ…。

その意味
ちゃんと受け止めたらんかい。

意味?
おう。

一回
ネタこき下ろされたからいうて

キレてる場合ちゃうやろ。

初めからホームラン打てる
天才なんか いてへんで。

努力できる 才能持ってる奴が
天才って呼ばれんねん。

ほれ。

頑張れ!

辻本さんの新しい相方が
どんな子なのか

金本さんも
楽しみにしてたんですよ。

おい! いらん事 言うな。
すいません…。

あの…。

そんなに駄目やったんですか?
あいつのネタ。

ハッ…
なんや お前 見てへんのか?

下ネタのオンパレードや。

自分のネタ 客観的に見れてへん。
破綻したネタの典型や。

(金本)でもな…

俺が高校の時に書いたネタに
よう似てるわ。

えっ?
(金本)別に褒めてへんぞ。

ああいう奴はな
一遍 打ちのめさなあかんねん。

じゃあ…。
それって 圭右くんも

金本さんみたいになれる
って事ですか?

そこまでは…!

そうだったんですね!

いやあ~!
感動しましたよ 金本さん!

なんやねん!
圭右くん…。

俺の事を思うがあまり

俺への愛情と
そして 期待のあまり

わざと
一回 打ちのめしたんすよね?

もう そこに
しびれます! 憧れます!

こいつ 天然か?

すんません。 おい…。

ただね 金本さん 俺の真価は

台本のネタじゃないんですよ
これが!

俺の真価はアドリブなんすよ!
アドリブ漫才。

文化祭も こいつとアドリブ漫才やって
めっちゃウケまくって…!

自分な このままやったら
学園一の おもしろ人間やで。

この先も ずーっとな。

当然っすよ。

俺 学園の爆笑王なんで。

おい 上妻
そういう事ちゃうって…。

辻本 ちょっと。

藤川さん おはようございます。

♬~

何 黙って
大阪から消えとんねん!

すんません…。

消えたって どういう事だよ?
なんかあったっぽいよね。

(藤川)はっきり言えや。
いや 今は言えないっす。

なんか…。 女か?
えっ?

いや 元カノとか 女関係の…。

なんで 藤川さんが
辻本くんの元カノの話を?

知らねえ。
(静代)潤!

静代…!
なんで ここにおんねん!?

なんでなん…?

勝手に転校なんかして
どんだけ捜したと思ってんのよ!?

(藤川)俺が呼んだんや。

いきなり消えたんやろ?
静代の気持ちも考えたらんかい!

なあ あれって…。

うん。 確か
辻本くんとコンビ組んでた…。

(藤川)俺は お前ら2人やったら
絶対うまい事いく 思とったんや。

それを なんや?

すんません 藤川さん…。

俺 こいつとは
やっていかれへんのです。

何が やってかれへんねん?
(静代)なんでよ?

私ら めっちゃうまい事
いってたやん!

言うてよ 潤。

なんで SHIZUーJUN
解散せなあかんの!?

あかんねん…。

俺らの漫才は もう限界や!

何が限界よ? 全然これからやん。
訳わからん事 言わんといてよ!

そやで 辻本。 舞台でも
あないウケとったやないか!

なんで
今 お前らが解散せなあかんねん。

俺はな

今回 絶対それ聞きたださなあかん
思とったんや。

いや… いや それは…。

ほな 試して。

SHIZUーJUNは
ほんまに もう限界なんかどうか

今 ここで
もう一回 私とネタやってみて。

あかんかったら諦める。

おう そうや。
やってみたらええがな!

辻本!


やれよ! その子と漫才。

則夫さん
舞台 借りていいですか?

おう。 行こか。

(藤川)舞台 使うわ。

すんません! ちょっと
客席 座ってもろていいですか?

あっ 裏で手空いてる人も
客席 座ったって!

せっかくやから
飛び出しからやれや。

(静代・辻本)
ありがとうございます。

おい 辻本!

お前 その子と別れたいからって
手ぇ抜きやがったら ぶっ殺すぞ。

心配せんでええ。

どんな理由があるにせよ

板の上で
手ぇ抜けるような奴じゃ…。

自分 ちょっとは
ええとこ あるやないか。

別に そういうんじゃないっすよ。
(藤川)わかっとるわ。

ほんまは見てみたいんやろ?
辻本の本気の漫才。

伊東!
(伊東)はい!

おお。 サンパチ置いたって。
あっ わかりました。

(藤川)バミ あるやろ?
(伊東)あります。

このぐらいで?
(藤川)ちょっと高いんちゃうか?

はい。
そこ そこ…!

圭右くん?

なんや。
サンパチ見るん初めてなんか?

はい。

♬~

限界ちゃう。

私らのコンビは最高なんや。

これから どんどん おもろなれる。

これが最後や。

そう思て 全力でやる。

(息を吐く音)

…いくで。

(静代)はい どうも~!

SHIZUーJUNといいます!

ああ パパ活したいわ~。
いきなり何を言うとんねん!

素敵なパパと出会いたいわ~。

おかしな事 言うてるけど
素敵なパパって どんなパパよ?

8年前に ママと私を置いて
家を出て行ったパパや。

ほんまもんのパパやないかい!
いや それ パパ活 言わんぞ。

パパ! 帰ってきてよ パパ…。
パパーッ!

重い 重い 重い 重い!

っちゅうか
お前のパパ 家におるやんけ。

この間 会うたぞ 俺。
ええお父さんやん。

あのお父さん 悲しませるような事
言うたらんといて。

わかってるわ! パパには
めっちゃ感謝してんねん。

えっ? ほんまかいな?

私な 結婚式の時に読む
パパへの手紙ってあるやろ?

はいはいはい。
あれ もう考えてんねん。

えっ もう? すごいな。
そういうの聞かせてくれよ。

大好きなパパへ。
おお ええやん。

パパって言うのは
なんか照れくさいので

いつもどおり呼ぶね。

世帯主。
世帯主!?

なんちゅう呼び方しとんねん!
パパでええやろ そこは。

扶養家族に入れてくれて
ありがとう!

ええねん ええねん
そんな現実的な話は。

もっと素敵な思い出とかあるやろ。
聞かせてくれ。

お風呂上がりに
ビールを飲むのが好きなパパ。

ええやん。 そういうのや!

酔うと
手がつけられなくなるパパ。

まあ まあ まあ まあな…。

家に お金を入れずに
お酒を飲むパパ。

飲んだくれやないかい!
もっと ええ話 聞かせてくれよ。

それでも しらふの時には

ママの財布から お金をくすねて
競馬に行くパパ。

ただのクズ!
ただのクズや そいつ!

ちゃう ちゃう。
そんなんじゃなくて

もっと ええ話が聞きたいねん。

パパ 覚えていますか?
中学生の時…

「失敗は悪い事じゃない」。

「その失敗から 何を学ぶかが
大事なんだぞ」。

ええぞ ええぞ!
そういうのを聞きたかったんや!

…と 私が言ったのを。
お前が言うたんかい!

パパは泣いて反省していました。

もう二度と
さい銭泥棒はしないと。

やっぱ ただのクズやないかい
そいつ!

うわあ うまいなあ…!

(静代)場所は決まってんねん。
おお どこや?

(静代)教会や。
おお ええやん!

なんで…?

なんで あの2人が駄目なんすか?

なんやねん! それ。

それはな

こいつらが 笑いに対して
妥協を許さん奴らやからや。

いうたら
俺と藤川みたいなもんや。

見てのとおり 今となったら
俺ら ごっつ仲悪い。

昔は そんな事なかったけどな。

方向性の違い マンネリ 嫉妬
スベった時の罪のなすり合い。

ボケ方が どうや
ツッコミ方が どうや…。

コンビが ぶつかる理由なんて
なんぼでもある。

♬~

俺はな 仕事以外で
藤川の顔なんか 見たない。

向こうかって そうやろ。

携帯の番号も知らん。

才能は認めるけど

はっきり言うて お互い
めちゃくちゃ嫌いおうてる。

(金本)けどな
俺らは それでええねん。

そんな
意地のぶつかり合いの中から

おもろいもんが生まれる事も
知ってる。

おもろかったら それでええねん。

えっ… じゃあ あの2人も
仲 悪いんすか?

そうやない。
辻本は恐れとんねん。

いずれ ぶつかってまう事を。

俺らの事
近くで見すぎたせいかもな。

俺らみたいにはなりたないんやと。

(金本)好きになりおったらしいで
静代の事 本気で。

まあ 静代は
どうか知らんけどな。

(金本)あいつは いつか
芸でぶつかってまうのが怖いんや。

わかるか?

嫌いになりとうないし
嫌われとうもない。

そうすると いずれ 結局

自分の笑いに対して
妥協が出るっちゅうわけや。

好きな女とデレデレ
仲良う漫才やりたいわけやない。

あいつは
芸の質を落としてまうより

今 好きなまま別れる事を
選びよってん。

おもろなれる思たんやけどな
こいつらやったら。

あかんわ 相方に恋愛感情は。

あいつは
笑いにかける強い気持ちがある。

間違いなく才能がある。

この世界で天下とるんは

ああいう奴や。

♬~

なんやねん! さっきから
ゴタゴタうるさいな!

そんな言うんやったら
自分やってみいな ママへの手紙。

早う読んでみいなって。

もうええって…。

え?

ほんまに もうええわ。

え… 何 言うてんよ?

早く 続き読んでって!

まだ オチまでいってへんやん!
早く! 早く…!

今から
ママの手紙 読みますって!

まだ オチまでいってへんから…。

まだ オチまでいってない…
オチまでいってない!

なんで? 今 ウケてたやん。

ねえ? スタッフさんも
笑うてはりましたよね? みんな。

面白かったでしょ?
いけてたでしょ?

ねえ 則夫さん
いけとったでしょ?

まあ…
俺は よかったと思うけど。

ほら!
金本さんも そう思うでしょ?

面白えよ。

うん 面白え。

いや… 面白えんだけど

なんか違え。

違う…?

うーん… なんていうのかな?

いや… ネタも面白いし

あと なんか…
俺 よくわかんねえけど

お笑いに対する姿勢?
みたいなのも

立派なのかもしれねえけど。

自分たちが楽しめてねえよ。

少なくとも俺はな

自分が楽しみたくて…
自分が笑いたいから

昼の放送やってんだよ。

圭右くん…。

おい 辻本!

お前 めんどくせえ事 考えてさ
つまんなそうな顔で漫才すんな!

うるさい! 楽しんでやっとるわ!
なんやねん! ど素人が…。

もうええ!

俺らは 終わりや。

そうじゃなくてな 辻本…。

もうええ!

静代…。

あの…。

こうなるって わかってたから
私は今まで黙っててん。

潤 まじめやから

正直な事 言うたら
解散せなあかんって わかってた。

私は…

ずっと好きな人と一緒に
漫才がしたい。

ずっと潤の隣におりたい。

ごめん やっぱり…。

もうええ。

楽しかった?

あいつ言うてたやん。

私と一緒に漫才して
楽しかった?

スッと答えろや あほ。

(エレベーターのボタンを押す音)

なんで来えへんねん!

(足音)

静代 帰った?

…はい。

あっ すんませんでした!

ほんまにええんか? これで。

俺 わかったんすよ さっき。

何を?

楽しまなあかんって。

俺 あいつとやったら
楽しめるんすよ。

♬~

(金本)上妻いうたな?

辻本は ああいう奴や。

お前は どないすんねん。

♬~

あいつと漫才した時

鳥肌が立ったんすよ。

面白え! 楽しい!
すげえ気持ちいい!

これが… これが漫才かって。

マジで そう思ったんすよ。

♬~

(はるか)静代~!

なんや? その変な顔は。

あっ! おなかすいたんやろ?
なあ? おなかすいたな?

なんか食べようか。 ちゃうの?

あっ! 歌いたい顔してる。
歌いたい顔してる!

ああ もう!
じゃあ 歌いますか…?

(泣き声)

何 泣いてんねん。 もう…。

せやから言うたやろ?
相方 うちにしときって。

あんたの事は
なんでも わかってんねんからね。

よし おなかいっぱい
ごはん食べよう!

何が食べたい?

もんじゃ…。
(はるか)もんじゃ?

もんじゃ食べに行こう!

根に持っててんな
食べられへんかった事。

よっしゃ。 じゃあ
明太餅チーズ食べたいやろ?

(静代)もっと全部トッピングする。

(はるか)じゃあ コーンもやる?
やっちゃう?

(静代)あと お菓子のやつ…。

(はるか)お菓子? お菓子のやつ…
あのカリカリのやつやな?

あれも やろうか。

おいおい 色男さんよ。

お前 いいのか?
追っかけなくて。

いや 駄目だろ お前
あんなかわいい子 泣かしちゃ…。

うるさい! あほ。
あっ?

お前のせいやぞ。
はっ? 何がだ。

文化祭や。

あんなん やってもうたら
他の奴とできんくなるやんけ。

いや… いやいや いやいや
お前!

だったらな こっちこそ

お前のせいで 俺の人生設計
めちゃくちゃだっつうんだよ!

はあ? どういう事やねん。

俺はな 卒業したら修業して

そば屋の店主になる予定
だったんだよ。

おう… それがどないしてん?

お前 わかれよ!
はあ?

お前 そういうとこだぞ。
何がやねん。

だから… 決めたんだよ。

芸人 目指すわ。

♬~

♬~

♬~

かっこつけてるっていうか…
かっこいいのよ!

かっこいいの!

この天気 見て…。

スターの誕生を祝福してる。
祝福されてるんだよ。

♬~

はい どうも
デジタルきんぎょです。

いやあ 早いもんで
このツアーも もう終わりやな。

やっぱ ええね 東京は。

…っていうか お前
かぶれすぎやねん 東京に。

そうか?
うん。 ほら 僕なんてさ

東京だからって
全く意識してないじゃん。

めちゃめちゃ意識しとるやないか。

原宿でクレープ食べちゃうじゃん。

お前の東京のイメージ
古すぎるやろ。

いやあ 早いもんで
もう このツアーも終わりやな。

やっぱ ええね 東京は。

お前 東京 かぶれすぎやろ!
どこがやねん。 何がですか?

僕なんて見てみなさいよ。

東京だからって
全く意識してないじゃん。

めちゃめちゃ意識しとるやないか。
なんや? それ!

竹下通りで
クレープ食べちゃうじゃん。

お前の東京のイメージ古すぎるやろ!
食わんでええねん!

…っていうかな みんな
東京 東京 言うけど

誰が東京を首都に認定したんや
っちゅう話や。

(藤川)「そら 昔の偉い人
決めはったんや」

(金本)「そんなもん あかんやろ!」
(藤川)「何がや。 何 怒ってんねん」

今日のデジきんさん
勢い すごいな。

さっきネタ合わせしてたんだよ。
えっ!?

えらいこっちゃで…。

くるぞ デジきん。

飛行機で行ったら ええやないか。

どうやって お前 空港造んねん?
あんな所に。

鳥人間コンテストの時 みんな
飛行機 乗っとるやないか。

確かに 鳥人間コンテストの会場
琵琶湖やけども…。

アグレッシぶ~!
客が馬鹿なんだろ?

誰も俺らの事なんか
知らんのじゃ!

ほんまに
これでいいと思ってんの?

(子安)
芸人 目指すんじゃなかったの?

(梵 健太)ぶっ殺す! プシュー…。
やっぱ 芸人 向いてねえのかな。