［ボート］蒲郡レディースチャンピオン　カウントダウン特集【ＤＲ戦展望】

　シリーズを占う上で重要な一戦となるドリーム戦は選考期間の勝率上位６人で争われる。１号艇に決まったのは小野生奈。今年は優出回数こそ少ないが、それでもここまで優勝３回。２月の九州地区選や３月のＭＢ大賞でも男子を相手にしっかり予選を突破している。昨年のこの大会はファイナル入りすることはかなわなかったが、今年は２年ぶりの女王襲名に向けて、ドリームから飛ばして行く。

　小野の強敵となりそうなのが２号艇の寺田千恵。３月に児島で行われたレディースオールスターでは地元の意地を見せて優勝を果たした。５０歳を超えても衰えぬ技術で小野を差し切るか。メンバー中、屈指のターンスピードを誇る遠藤エミは３号艇から発進。思い切りのいいハンドルで内枠２人に襲い掛かる。

　当地では優勝３回と６人の中でもっとも実績を残している長嶋万記は４コースカドに引きそう。どんな攻めもできるオールラウンダーだが、特にまくりに出た時は一発力があるだけに穴党は見逃せない。長嶋がまくって行く展開になれば当然出番が回ってくるのは中谷朋子。過去２度の女王経験がある田口節子も大外ながら要注意だ。