菊池寛記念館第26回文学展「没後90年 芥川龍之介 ― その青春と友情」

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菊池寛記念館第26回文学展「没後90年 芥川龍之介 ― その青春と友情」

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  芥川龍之介は、今年没後90年を迎えます。全国の高等学校国語教科書に「羅生門」が採用されるなど、圧倒的に知名度のある国民的な作家です。
  芥川は高松市の生んだ文豪・菊池寛、東京帝国大学時代の友人・久米正雄、松岡譲、成瀬正一と共に、同人誌第四次『新思潮』を発刊。創刊号掲載の「鼻」が夏目漱石に激賞され、文壇の寵児へと駆け登ります。成功を収める一方で、不安定な心身と闘いながら数多くの傑作を書き続けましたが、35歳で自らこの世を去りました。
  本展では、『新思潮』をめぐる仲間との友情や、若き日の挫折が生んだ「羅生門」、青春時代と対比する苦悩の晩年までを紹介します。
  今もなお人々の心をとらえてやまない芥川龍之介の新しい魅力を感じていただければ幸いです。

【主催】 高松市・菊池寛顕彰会
【主管】 菊池寛記念館文学展実行委員会
【後援】 ㈱文藝春秋・NHK高松放送局・四国新聞社・KSB瀬戸内海放送・RNC西日本放送
【協力】 公益財団法人 日本近代文学館・田端文士村記念館・山梨県立文学館・徳田秋聲記念館・郡山市こおりやま文学の森資料館

お問い合わせ先:菊池寛記念館(087-861-4502)


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会  期 平成29年9月16日(土)~10月22日(日)


場  所 サンクリスタル高松4階 企画展示室(高松市昭和町一丁目2-20)


時  間 9時~17時
         ※ 入館は16時30分まで
         ※ 初日のみ開展式のため9時30分より開館


休館日 毎週月曜日
         ※ ただし、9/18(月)・10/9(月)は開館、9/19(火)・10/10(火)は休館


入場料 一般200円、大学生150円
         ※ 団体20人以上は2割引
         ※ 高校生以下、65歳以上、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の所持者は無料



会期中、さまざまなイベントを開催します。是非、御参加ください。


● 9月16日(土)開展式「オープニングセレモニー」


場所:サンクリスタル高松4階 企画展示室前
時間:9時30分~
○市長あいさつ、菊池夏樹菊池寛記念館名誉館長あいさつ、テープカット、ギャラリートーク
○観覧希望者は直接会場へ。ギャラリートーク中は無料で入場できます


● 9月16日(土)特別講演会①時代をひらく芥川龍之介


講師:関口安義氏(都留文科大学名誉教授)
場所:サンクリスタル高松3階 視聴覚ホール
時間:14時~15時30分
※入場無料・予約不要・先着200名様


●9月24日(日)芥川龍之介作品朗読会「羅生門」「藪の中」


出演:NHK高松放送局アナウンサー・キャスター
場所:サンクリスタル高松3階 視聴覚ホール
時間:14時~15時
※入場無料・予約不要・先着200名様


●10月1日(日)コーヒーセミナー ~文豪はコーヒーとスイーツが好き!?~


講師:佐藤文昭氏(カフェ&アトリエ・ケストナー マイスター)
場所:サンクリスタル高松3階 第1集会室
時間:13時~15時
定員:20人(要予約)
参加費:1,000円(コーヒー・菓子付)


●10月9日(月・祝)特別講演会②青春の出会い -「成瀬正一日記」から-


講師:石岡久子氏(菊池寛研究家)
場所:サンクリスタル高松3階 視聴覚ホール
時間:13時30分~15時
※入場無料・予約不要・先着200名様


●10月22日(日)ミニ音楽コンサート 大正昭和の叙情~芥川龍之介と赤い鳥~ソシテ也寸志へ


出演:宮崎菜通子氏(ピアノソロ)、宮本早苗氏(ソプラノ)、大山まゆみ氏(ピアノ伴奏)
場所:サンクリスタル高松3階 視聴覚ホール
時間:13時30分~14時
※ 入場無料・予約不要・先着200名様



文学展の関連情報


●芥川龍之介グッズの販売


企画展示室受付にて、絵葉書やクリアファイル、図録などの芥川龍之介グッズを販売します。数に限りがありますので、お早めにお買い求めください。


●【コラボイベント】 文豪とアルケミスト×菊池寛記念館


文学展期間中、大人気のオンラインゲーム「文豪とアルケミスト」とのコラボレーション展示を開催します。詳細は後日、ホームページにてお知らせいたします。
場所:サンクリスタル高松3階 菊池寛記念館 研究閲覧室
時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
料金:無料(ただし常設展示室は入場料が必要です)


菊池寛記念館
↑菊池寛記念館公式ホームページはこちら