【ロンドン原田公樹】スペイン1部リーグのセルタ移籍が濃厚となったドイツ・ドルトムントの香川真司(30)について、獲得を逃したベシクタシュ(トルコ)のオルマン会長が1日、「カガワは、われわれの提示より、40%も安い給与で合意した」と不満をあらわにした。
オーストリアでプレシーズン合宿を行っているベシクタシュ。同日、オルマン会長は会見で香川について聞かれ、「留まってほしかった。だが彼はスペインでのプレーを望んだ。これ以上話すことはない」と不機嫌極まりない様子。香川は昨季後半、ベシクタシュへ期限付き移籍。ベシクタシュは6月、クラブ幹部が来日し、香川に直接、年俸240万ユーロ(約3億円)の3年契約でオファーしていた。