Lyrics
僕らは歩いてく
こぼれた汗にあの頃からの道のりを思ったりして
よく頑張ってきたなあ
また夏がくるなあって電車に飛び乗る
時々むなしくなる
でもそう長くは続かないともうわかってる歳をとるのも悪くないって空をみれば
さっきまでの雨もなんだか愛おしく思える
選ばれた優良な人間じゃない
かといって全てを賭けれるギャンブラーでもない
うまくいかないなんでかなあ
そんな繰り返しの中でたまに
嬉しいことに出逢ったりする
今日変わったんだよ
なんの意味もないかもしれないけど
新しい季節がやってきたんだよ
それだけで世界は素敵だなあって思える
そんな自分が嫌いじゃない
明日はやってくる
今までもそうだったけど実はとてつもない奇跡の繰り返しを受けとってる
またがんばろうかなあって生きてるうちだなあって
疲れたなら寝よう
何も考えずに
ただ時をやりすごそう
別に誰も困らないさ
もし困ったっていいんだ
ああ今は動けない
目を瞑ると小学生の頃の
楽しかったこと浮かんでくるよ
こんなに遠くまで来たんだ
よくやってるよ
一つだけ信じてるんだ
また笑えると思うんだ
その日にはただ風に吹かれて
町を歩こう
期待なんか答えなくていいさ
嫌われたって
そのままで愛らしいよ
ごめんとは思うけど
正しいことと愛することは
必ずしも同じじゃない
できることはあまりない
だからできることに全てをかけるのさ
あの頃とあんま変わらないなあ
ありがとうって思うよ
一つだけ信じれたなら
何回だって蘇る
また生きて帰れたのなら
やっぱり君に会いたいなあ
一つもないから信じたのさ
選べなかったから運命か
こんなこと繰り返してきた
ああ生きてるって素晴らしいな
ふわふわとめがさめる
長い旅の果ての夜明け
変わってしまったのかな
考える力もなくまた落ちる
終わりのない繰り返し
君の手の温もりだけが真実
そんな馬鹿げたリアルに
強くしがみついて
みえたならみえなくなる
その前に済ましてしまおう
その感触は産まれたたまま
だからきっと必ず正しい
いつか終わる光が来る
僕らはもう一つの顔で笑う
それもまた真実
だからできるだけ深く夢の中
しょうもない僕らの日々
しょうがないことあるよ
口癖は変わらないなあ
ずっと踊り続けるしかないかなあ
動き続けていれば次の点がみえて振り返れば線になる
ああなんてロマンティックな形
まるで夜空の星座みたいだって君が言って
僕はまたハッピーになって踊るよ
正解は遠い彼方で手を振る良心
また転げ落ちるなら奇跡を
このステップは命の本能
鳴り止むことのない心臓の鼓動
止まらないでって君が踊るその姿がまるで夏の蜃気楼みたい
ああなんだか懐かしい景色
あれはそう2012紀元前前の戯れ
一等強く光り輝く夢みたいな星
動き続けていれば次の点がみえて振り返れば線になる
ああなんてロマンティックな形
まるで夜空の星座みたいだって君が言って
今日もまたハッピーになって踊りだすよ
ごめんね
仕事を私今日サボります
探さないでください
明日からまたがんばるよ
風が呼んでいる
海がささやく
意味のないことに
全てがある
列車が橋を渡ってく
いつかの夏の匂いがしたよ
あおい空に飛んでいく鳥は君だなあ
私はとても不完全で
それゆえ奇跡をおこせるの
今日もまたでないかもしれない
虹を心はイメージしてる
あなたには届いて欲しいんだ
それだけでいいよな気もする
今日は良く晴れてて
大切な1日になりそうだよ
会いたいなあ
でも会わないほうがいいような気がする
完全なままの
君でいて欲しい気もする
心はグライダーみたいに
風に煽られて歌になる
君なんて知らないのに
どこかで心は繋がってる
私はとても夢想家で
それゆえ光となりえるの
今日もまた潜り込み
世界の形を変えるのさ
あなたには届いて欲しいんだ
それだけは願ってしまうよ
今日は良く晴れてて
大切な1日になりそうだよ
高い丘に登って
その上に立つ家に住もう
バカだから難しいことはわかんない
でも最高に気持ちいいじゃん
いつの間にか偉くなって
もうほとんどエレベータみたいさ
高級なもんなんか食いたくねえ
スタ丼でがっつきてえ
不便だから誰も住みたがらない
眺めだけを売りにした家で
君とコーヒーを淹れて
風に歌えば
あの頃の激しさと
あの頃の静けさが
本当の夢を連れてくる
馬鹿げてるなんていいなさんな
体裁を気にするだけの愚かもんよ
本当はわかってるのに動かないなんて
死んでるも同然だぜ
だけどさわかってる
僕もおんなじ気持ちを抱えてる
君が柄でもなくミルクいれるときわかるんだ
旅に出る勇気は今はない
守るもんがある
守ってきたものがある
それは自分が思ってる以上にでかくて
言うなれば長年連れ添った心の杖
相容れない思いを裁くのではなく
もっと愛せたならいいなあ
なんどでもそうなんどでも
やっぱり人が好きなんだよ
君の笑った顔
僕の笑った顔
それはどれもすてきな笑顔
馬鹿げてるって笑いもんにしてよ
君にあげたい花を僕は選んどくよ
気にいってくれたならいいなあ
君の笑った顔をイメージしてるよ
僕が名付けたあの木は今日も元気で
君が植えた道端の幼木は道行く人に時の過ぎ行くのを知らせてる
「押さないでよ」っていったボタンを押して
「気にしないさ」っていって駆け抜けた青い季節
花びらが散って本当に知って
緑のベッドで眠る僕ら
かわいらしくておろかで
でもまたあったなら許しあっちゃうんだろう
なにもおきちゃいないのさ
20年
何度やり直しても同じフレーズでしくじる
僕らはそれに踊り狂っては永遠に生きれると本気で信じてた
何かあってもがんばれるよ君と交換した
虹色のピックは今でも夢を信じさせてくれる
新しい季節に蕾がついたよ
君の街でもきっとそうだよね
少し俯いて心で震えてる
そんな君が好きだったんだよ
何かおきたならいいなあ
20年
99回の失敗
わずか一回の成功を
信じ続けているのさ
恵まれた才能はない
なんで選んだんだってすら思う
だけど答えはもう出てる好きだから
時には七色の声の天才をうらやんで
また時には魔法のようなフレーズを速弾く
ギタリストに嫉妬して
それでも僕のことを好きだよっていってくれる人が
たった一人でもいるような気がするから
もう少し頑張ってみようかなあって思うんだ
ずっと愛してきたじゃない
スペシャルじゃなくても理論からはずれても
調子外れでも時代遅れだとしても
届けたい人がいる
あなたは無価値なんだって言う
笑えるぐらい僕もおんなじだよ
強がる分だけもっと弱いんだ僕は
それでもやっぱり負けたくはないんだよ
それでもなんでも選ばれて産まれてきた
振り絞って戦うよ
勝ち目のない出来レースだとしても
丸腰でぶつかって心を合わせるよ
カッコ悪くたってみっともなくたって
生きてる姿をみせたら奇跡だっておきるのさ
少しづつ良くなる次はもっとうまくいくって
間違っても届かなくてもかまいやしない
きっと誰かがみていてくれてる
身勝手な僕と優しくない君
心の中には入れたくないんだ
正しいとか間違いじゃなくて
好きじゃないから
ちょうどいい距離感なんて言ってたら
一つにはなれないだろうが
それでいいかな
僕らは違うからわかろうとして
でも譲れないものがあったりして
気がつかないうちに人を傷つけて
そのくせ他人のことにひどく腹をたてたりする
ねえコーヒーでも飲みに行こう
ノンポリシーで黙って景色をみよう
疲れたらまたねって言って家に帰ろう
心の中にしか希望がないと
もうわかってる僕らだから
また求める
一度優しい記憶があると
「いいんだよ君は君だからそれもいいね」なんていってしまうよ
デアウヨリサヨナラノホウガむずしくて
お互いに傷つけあってしまう
ねえコーヒーでも飲みに行こう
ノンポリシーで黙って景色をみよう
少しづつ離れていくよ
ごめんね
はじまり
「春だからはじめよう
したかったことがあるなら」
中吊り広告の見出しに少し心は踊る
きっかけはなんでもいい
新しい時代の訪れにいたこと
あとで憶いだして笑えるような気がして
あの頃確か僕は小学四年生で
将来の夢はサッカー選手になることで
なんとなくまだ世界は混沌としてて
何かは変わるけれど何も変わらないような気がしてた
もうわかってる僕らはありふれていて
特別な何かではないだろう
目にみえない大きな力に操られてると思ったりもする
だけど一緒に笑った記憶とか
守りたいと思った平和とか
その気持ちはオリジナリティでできている
だからさあ
もっと自由になろう
春が来たんだ
「アドリブはちょっとできない
なんて決めつけてなにかを引用しても」
その弱さに磨きがかかるだけだよ
ほんとは気がついてる
このままじゃダメなんだってこと
新しい風の中に一生もんがあるかもしれないなあ
うまくトレースすることよりも
下手くそでもつたない言葉で話そう
なんとなくうまく収まって誰かの拍手をねだるより
本当にわかりあえる人に逢いにいこうよ
春はなんていうか許してくれる
誰もが旅立ちの季節だから
こじれてしまった人にも産まれたての人にも
同じように花が咲きあたたかい希望のチャンスをくれる
振り切らないで行こう
自然と見えなくなる日まで手を握ってさ
ゆっくりと本当の自分に
なっていくのさ
そう春なんだ
ファミリー
すこしさみしいなあ
夕暮れ6時の歩道橋で
街をぼんやり
優しさをのせた
重たい列車が
泣きながら滑りこむ
いつか父さんががんばってたこと
母さんがやさしかったこと
今僕は同じくらい歳をとり
毎日をせわしなく生きてる
夜がやってきたなら
心に灯そう
小さくても
あったかい
あの頃みたいな明かりを
あの頃の夢は
なんだったけただ終わりもなく
ずっと続く気がしてたけど
さよならまたあした
手をふる友達に
出逢いと別れを
すでに予感してたのかもな
いつも同じ場所で転んだりして
治りきらない傷跡がまたひらいて
どうせ最後は独りだなんて
時には身も蓋もない事考えたりしてしまう
君からの電話がなる
「水とお米を買って帰ってきて
さっきのことは
もういいから」
お腹すいてただけでしょ
「ついでにアイスクリームでも買っていくよ
夏が来た気がするから
最近お互いに大事なこと忘れてた気がするんだ
例えば出逢った頃の甘く少しルーズな夢物語」
未来
イヤホンマイクを切って
街並みを眺めたら
独りじゃないよって
いってるみたいに
無数の家明かりが笑ってた
僕らは虚しさや
かなしさから逃げれやしないけど
笑顔に変えていける
そんな生き物だ
光れるいきものだ
夜の散歩道
湯船に入って窓開ける
虫の声や電車の音が遠くから聞こえてくる
季節はもう変わっていった
それがなんだかさみしくなって泣いた
君に電話をかけて
待ち合わせて
夜の散歩道を
公園に向かう
行き詰まりの毎日にいつだって君は
ほんのちょっとのスマイルをくれる
何も変わらなくてもいいほんの瞬間だけでも
君と僕とでスマイルを
名前なんかさないほうがいい
そんな2人でいられたらいい
だけど季節が引き離してく
なんとなくそれを僕ら感づいてる
近づくほどに
遠ざかっていく
最初から
幻のような2人
同じような虚しさを交換しあっては
繰り返しのような日々をやり過ごす
だけどなんでだろう君に会いたくなんだ
今はそれしか考えられない
そしてまた季節は巡る
もう君はいなくて
また誰かと僕らは出会ってく
そんな風に世界は回ってる
Lサイズで帰ろう
電車が駅について
少し気が抜けるんだ
なんとなく昔を思いだしたりした
明日が未定だった頃
過ぎ去ったことは優しい
少し疲れてんのかなあ
今の自分が一番好きだって
思ってるのは本当だけど
今日の日が終わってく
帰り道のコンビニで
コーヒーを買おう
Lサイズで買おう
ゆっくり歩いて帰ろう
懐かしいあの子からのメッセージ
長い時を経て届いた
幸せですかと書かれてた
ありがとうとだけ書いて閉じた
僕たちは歩いてく
時々は後ろを
振り返りながら
風に吹かれて
よろめきながら進む
よく晴れた23時の空に
星が強く瞬いてて
それはなんだか大丈夫だよって言ってるみたいに見えた
歩いてきたんだよ
出逢ったり別れたり
家のドアを開けると
現実がそこにはある
ありふれてて
少し退屈な
愛すべきみんなの顔だ
灯が消えて
音も止んで
あしたまでおやすみ
ジャーニーマン
三つ先の駅まで歩いてる
君とくだらない話をしながら
今はどの辺なんだろう言いながら
僕ら30代なんて笑いあってはうなずく
風がやけに強くて
雲が速く流れてく
何か言おうとしたけれど
きっと僕らは言わないだろう
去る者に手を振って
来るものとまた抱きあって
風のように夢のように
日々が過ぎて去ってく
ひとときの感情なんだよわかってる
でもそのぐらいがちょうどいいんだよ
純粋ゆえにあれやこれや知り過ぎたのかなあ
もうすぐほら何時の間にかほら30代も終わる
電車が駅に滑り込んで
みんな家路を目指していく
なにってわけでもないけど
どっかでお酒でも飲んで帰ろうかなあ
決着のつかないことがあって
多分つける気もなくて
あの頃には帰れないって
現実に手を振る
なにとも違う夢を見て
今日まで歩いてきた
その行きつく先はどこなんだろう
ああもうすぐほら今日の日が終わる
去る者に手を振って
来るものとまた抱きあって
風のように夢のように
日々が過ぎて去ってく
相変わらずだな僕ら
たったひとつ
一つずつ時の流れに
変わってくあの頃の絵
新しい色は元気だけど
なんだか少し哀しげだ
生きてくなら進むんだよ
分かりきってること吐いては食べて
次こそはいやもういいかなあ
なんて今は惰性でも進まなきゃ
最初から足りなかったピースを
ポケットに隠してあるんだと偽っては
見つけ出そうとして創り出そうとして
僕らは少しづつ色褪せていった
さよなら
今ある全部を失ったとしても
かまいはしない
やっぱり君のことが愛しいんだよ
それでも
できやしないまた繰り返すだけだから
今はさよなら
愛と憎しみが抱きあったまま
時の流れは洗い流しはしない
でも少しだけ生きてる儚さに
次のコードが進んだらいいなあ
僕らが好きだったあのメロディーに
心の中にポケットの中に
あの日の探し物が見つかって
だけどもう必要なくて
僕らは似たような顔して笑いあう
そんなばかげた映画みたいなハッピーエンドを
僕はずっと信じてる
出会ったあの日から
ありがとう
君がいてくれてほんとによかった
見えなくてもさわれなくても
たったひとつ強くなれた
さよなら
いつの日か心が長い旅路の果てに
はじまりのばしょにうまれたらいいなあ
その日にはきっとこう言うよ
どこかで
出逢ったそんな気がするんだよ
探しにいこうたったひとり
君がいいんだよ
まあいっか
まあいっか
なんて言ってまたやればいい
なんにもなれてないようで
何かにはなってる
弱いから
優しさに気がつけたんだよ
今度はそれを渡せるように
少しだけ強くなれたらなあ
描いた軌道と少しづつずれていって
ダメだなあって時にはおもったりするけど
笑いあえたこと思い出せば
これでよかったって思う
新しい明日はないかもしれない
でも新しい自分になっていける
見慣れた景色が違う世界を見せる
何回だって生まれ変わっていける
さあゆこう
何度目のスタートでも
気にしないぞっていったって
気になる現在地
でももういいや
って思っても諦めたことはない
心の奥底に強い
光を持ってる
きっと君がくれた遠く離れたって
消えない灯り一歩先を照らしている
迷いながら間違いながら
笑っていつか必ず届けにいく
懐かしい昨日を思い出して
心は泣きながらも笑ってる
全てのことに意味があるって素直に思える
ほらもう歩きだそう
いつ君が帰ってきたっていいように
大事なものを育てていこう
心に水をやろう
新しい明日はないかもしれない
でも新しい自分になっていける
見慣れた景色が違う世界を見せる
何回だって生まれ変わっていける
もう帰ろう
いくつも街を越えて列車が走る
疲れた身体を揺らして家を目指す
誰かの暮らしの小さな灯り
見てたら少しだけ勇気が生まれた
きっと誰もがどうにかギリギリを
今日だけ明日だけもう少しだけって
やっているんだろう
笑うのさ
終わりが終わりが見えないときこそ
忘れるために
また歩きだすために
笑っちまうのさ
暇ができたら疲れちまうんだろう
汗かいて1日が終わり飲む酒が好きなんだ
強がりかなそれもいいじゃねえか
そうやってまた一歩そうだ進むのさ
本当のところは誰にも話さない
そんな孤独をみんな心に持ってる
歩いていくんだろう産まれたその日から
泣いて笑って頑張って頑張って
笑うのさ
終わりが終わりが見えない時こそ
忘れるために
また歩きだすために
海まで
明日晴れたのなら
海にでも行こうよ
遠い国へ出かけてく
船でもぼーとみながら
君はカフェラテで
僕はコーヒー飲む
あの頃の話でもしよう
なにも変わってはいないふうに
風がふあっとふいてきて
懐かしい匂いがしたなら
思いだせるかなあ
優しかった二人を
古い昔のジャズソング
全てが形を変えても
君への想いはあの日のまま
そんな歌が静かに鳴ってるカフェ
日々の中で置き去りにしてきた
一番大切にしてたこと
たまに思いだせんなら
ちゃんと心にとどまれる
あの日より僕らの想いは
強く優しくなれてるんだよ
二人で歩いて行こう
そんな歌に気づけば変わってた
帰り道影は四つ
君が無邪気に笑うから
みんなつられて笑った
それを夕暮れが優しく包み込んだ
お家へ帰ろうよ
みんなで帰ろうよ
地下室
火曜日と金曜日の夜は
地下室へいくんだ
他にいくところもない
少しだけ色々忘れたい
ピアノやサックスフォンの音が
悲しみを洗い流していく
ろくでもない俺に一筋の光を
渡り鳥のように木々に止まる人達
笑ったり泣いたり
明日には忘れちまうかもしれない
それでいい全ては煙なんだから
ギターで歌う戯言に俺の全てがある
心を開いて歌うから聞いてくれよ
なあデイジー君の声がどんなだったか
もう覚えちゃいない
でもあの時信じてくれた歌を
俺はまだやめちゃいないよ
歳をとり色々分かったけれど俺は歌うたいだから
明日のことは分からない
ピアノやサックスフォンの音が生きてる喜びを教えてくれる
ろくでもない俺に音が寄り添う
風とコーヒー
何時ものコーヒー屋で
何時ものコーヒーを飲む
思い馳せるのはどんなこと
たいしたことではないな
それでもコーヒーばかり飲む
懐かしい匂いがする
全てはやってきては去ってく
繰り返すことだろう
俺らいつも夢を見たがってるなあそうだろう
この退屈なそれでいて素晴らしい世界の中で
夕暮れやってきた
古い昔のフォークソングがなってる
何時ものコーヒー屋で
ただ夢を見ようぜ
いつものあの店で
俺はまた無駄をしている
その中に一瞬本当の
ことが見えるのさ
また季節が巡ってきたよ
空を見上げて帰り道
懐かしい匂いがして
泣きそうに笑った
風とコーヒー
風とコーヒー
風とコーヒー
ただそれだけ信じてきた
風とコーヒー
風とコーヒー
導いてくれよ明日へ
あの先の未来
毎日忙しく働いて
たまに休みが来ても
疲れて起きれない
机の上にポツンとある愛しいポートレート
あああの頃にはもう帰れないんだなあ
守りたかったのは
いったい誰だろう
優しさに気づけずに
なんとなく夢見てたのかなあ
みんな元気かなあ
この街のどっかで
それぞれの今を
やってんだろうな
ポケットからはみだしてる
何時かのみんなの笑顔が
今を支えている
どこかで暮らしてる君のイメージが
暗い心の空を優しく色づけた
さあゆこうかいつの日か虹を渡る時
そこにはきっとみんながいるって信じてんだ
叶わないかもしれないでも
強く生きていくんだ
どんなに遠く離れたって
届くような音を奏でよう
さあいくぞ全ての
ことを受け止めて
あの先の未来を
描きに行くんだ
何時かは会えるかな
長い旅路の果てには
笑いあえる気がしてんだよ
みんな元気かなあ
この街も変わってく
大切な今を守るんだ
幸せを願うよ
ポケットからはみだしてる
何時かのみんなの笑顔が
今を支えている
何時までも夢の中さ
明日も頑張ってくんだよ
ニュータウンタイム
新しいものが嫌いなわけじゃないけど
僕はずっとこの街に生きてる
懐かしい場所を辿ったり、変わりゆく街を感じたり
遊んでたあの頃の友達はもうこの街にはいない
小さかった木は森になり
幼かった子供達は旅に出た
いま僕は電車に揺られいつもの仕事に向かう
なんでもない繰り返しの中に
ほんの瞬間笑ったりして
まだ知らない自分がいて
もっと知りたいと思ってるんだよ
そんな思いがまだ生まれてくるから
生きているのかもなあ
時には戻ったり少し休んだりしてさ
また歩きだそう
変わってきたいな
受け入れてけたらなあ
僕の大好きなニュータウンみたいに
時々自分がちっぽけに思える
何になれたわけでもない
だけどどうにか今よりもあと少しだけ
輝こうとしている僕らが今日もいく
今僕は何度目かのスタートをきろうとしている
今度こそはうまくいくかなあ
そうなるきがするんだよ
想いは放たれて街の景色や
風のにおいに混じりあっていく
ほらもう新しい明日が
無邪気に手をふる
そんな瞬間まだまだこれからだな
なんて思いが未来を連れて来る
伝えてきたいなあ
イメージはあの頃より
優しく碧くなっているんだよ
ホームタウン
改札を出た夕暮れ6時
人の波に身体を預けて
お疲れ様今日も一日
そんなムード遠い空をみてた
果てしない旅それでも確かに
時は流れて歳を重ねた
目的地なんてあるようでなかったなあ
気がつけばここまで辿り着いてた
電車が駅をどんどん過ぎさってく
降りてく人また乗り込んでくる人
笑ったり泣いたりみんなどこか
似ていて少しだけ心は安らぐ
明日は休みだ
新しくできたコーヒー屋にでもいこうかなあ
君を誘って少し夢みがちで
光ってなくても特別じゃなくても
僕だけを待っている人がいる
ほらすぐそばに
選んだようで運命みたいだ
でもそれじゃなんだか悔しいから
あがいてみようかなあ
意味なんかなくたっていい
この無邪気な不完全さで
そのリズムで踊りたい人がいる
その言葉だけをずっと待ってる人がいる
その心に逢いたい人がいる
不思議だな僕らはみんな選ばれてる
答えはなくても生きてたらいいよ
たまにはいいこともおきるから
望まなくたって時は流れていく
光ってなくても特別じゃなくても
君だけを待ってる人がいる
ほらすぐそばに
ノクターン
さよならをしたんだけどまたおもいだしてしまうんだよ
置き去りのあの日の君からのプレゼント
お金がなくて手作りのヨレヨレのバースデーカード
希望の匂いがその文字にはあふれだしていたのに
どうして僕らは変わっていってしまうのかなあ
忘れないために君は変わっていったんだろうな
2人住んでたアパートには次の物語が灯をつけてる
僕は少しスピードを緩めてぼんやりしてる
やっぱり悪いのは僕の方だな
君はいつだって強くて優しかった
もう行かなくちゃな灯りがゆっくりと消えようとしてる
また新しい夜明けがくるまで眠りにつこうか
風のようにふきぬけて
また夜と手を繋いで
情けないヒーロー
二人で駅前のツタヤでDVDを借りて
狭い部屋でジュースを飲みながら映画を観た
物語のストーリーなんてどうでもよかった
コミカルなアニメーションに君は笑い転げたっけ
正しさも間違いもあるにはあるけど
それよりも大切なことは
出逢ったっていう奇跡なんじゃないかなあ
笑ってるなら笑いが生まれるというのなら
もう少しあと少し時間をくれたらなあ
なんてねなんてね
強い男なら泣き言も言わず背筋を伸ばして
君のことを困らせたりはしないんだろうな
そしてきっとハリウッド映画の正義が悪を倒すやつを
肩に手を回したりして観たりするんだろうな
夢だったり瞬間を現実が追い越してく
いつのまにか花は枯れてしまって
一瞥もせずに君はそれをゴミ箱に捨てる
僕はまたいつものカフェテラスにて
コーヒーを飲んでは
あの情けないヒーローの映画をリプレイしてる
僕はまたいつものカフェテラスにて
コーヒーを飲んでは
あの情けないヒーローの映画をリプレイしてる