あけましておめでとうございます。
年末年始を初めて東京で過ごして、外へはほとんど出ずにずっと曲を書いていた。
曲作りが楽しくて、三が日が終わる頃には「これ良い曲だな〜〜」とか「お前良いフレーズだな〜〜」とか独り言の度が過ぎてて酷かったけど。
おかげでこの一週間で10曲出来て、それら全て何らかの形でこの一年以内に聴いてもらえればなと思っている。
良かったらお楽しみに。
昨年2018年は高校3年の頃、つまりは2012年のような空気を感じていた。
6年前、自分の誕生日である7月25日に石崎ひゅーいさんがメジャーデビューをした時、凄く羨ましくて「いつかそんな事が出来たらな」と思っていたところに、随分時を経て照れ臭いながらも叶えさせてもらったり、背負い込むネガティブの質感も得られるポジティブの質感も両方似ていた。
先日の年末年始の過ごし方も似ていた。
6年前の年末年始は受験生だったから、家族全員が祖父母の家へ行っている中一人で初めて年を越して、勉強に身が入らず、「久保ミツロウ・能町みね子のオールナイトニッポン」と「ダイノジ大谷のオールナイトニッポンR」を聴きながら曲を夜な夜な書いていた。
事務所に入る事も決まっていて、受験が駄目だったとしても東京へ言った時点でもう未来が約束されているものだと、一歩も変わっていない現状の上に本気で堂々とあぐらをかきながら過ごしていた。
でもそうなってしまうくらいには、あからさまに未来に可能性があった。
そのスタンスのまま上京して見事にチャンスを殺めまくって坂を転がり、凹みながらも少しずつ登り直して、6年掛かって戻れた。
あの頃と同じように色んな可能性が未来に帯びてくれている気がするけど、只、信じないようにしている。
未来に何が起こるか分からないから、坂を転がる事もあったしもう一回戻る事も出来た。
良くも悪くも、誰もが時代を変えられる可能性を秘めているんだと坂を戻る道中に気づいた。
それが希望に見える時もあれば絶望に見える時もあるけど、今はそれが希望に見えるからそうなれるように、どうなるか分からないけど、でも頑張りたいと今は強く思っている。
自分の首を絞めてしまうオチになったとしても立ち止まらない一年にしたくて今音楽と向き合っているので、今年も宜しくお願い致します。
明日お知らせがあったり、色々まだ動いているので良かったら刮目を。
あの頃あぐらをかいていた脚で、ボロボロになるまで駆け抜けたい。
2019.1.8.PM25:11