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収蔵名品展、学生が鑑賞法企画 菊川・常葉美術館

(2018/10/26 08:51)
名画のバックストーリーを紹介するため展示室の演出に工夫を凝らす常葉大の学生=25日午後、菊川市の常葉美術館
名画のバックストーリーを紹介するため展示室の演出に工夫を凝らす常葉大の学生=25日午後、菊川市の常葉美術館

 常葉美術館収蔵名品展―タカラモノを探す旅(同館、静岡新聞社・静岡放送主催)が27日、菊川市半済の同館で開幕する。収蔵品約560点のうち渡辺崋山、曽宮一念ら有名画家の作品約60点を公開する。今回は初の試みとして、展示室の一部を常葉大造形学部の4年生5人がプロデュースし、若い感性を生かした新しい絵画の楽しみ方を提案する。
 担当したのは王書強さん、大村勇貴さん、内山範晃さん、清水舞子さん、軍地詩織さん。展示室を青年期、成熟期といった人生のステージに見立てて5区画に分け、画家たちの生涯と照らし合わせながら絵画を並べた。
 将来への希望、深い挫折感など創作時の作者の心情に思いを巡らせられるよう演出し、壁の色や小物にも工夫を凝らした。5人は「学術的な見方でなくバックストーリーを想像しながら鑑賞する楽しさを感じてほしい。画家たちが大切にしたもの、自分にとって大切なものを見つめる場になれば」と話した。展示は11月25日まで。

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