左腰椎椎間板ヘルニアのため離脱していた中日・福谷が2日、ウエスタン・リーグの広島戦(ナゴヤ)で約3カ月ぶりに実戦復帰した。先発で2イニングを投げ、2三振を奪うなど無安打無失点と好投。最速は147キロを計測した。初回は先頭の育成・大森を135キロフォークでいきなり3球三振に仕留めると、続く羽月は遊ゴロ。3番・長野も変化球で空振り三振に斬った。2回は1死から遊ゴロ失策で走者を背負ったが、続く堂林の打席で盗塁を捕手の加藤が刺して2死に。最後は堂林をフルカウントから145キロ直球で詰まらせ、遊ゴロに打ち取った。
先発に転向した今季は、キャンプ終盤に発症した右肩痛で出遅れたが、今季初登板となった5月6日の広島戦(ナゴヤドーム)でプロ7年目で初先発。6イニング6安打1失点と好投したが、同9日の練習中に腰痛を訴えると、左腰椎椎間板ヘルニアと診断されていた。その後は手術をせず、リハビリを続けていた。