京都アニメーションのスタジオ(京都市)で起きた放火殺人事件で、同社の八田英明社長は20日午前、報道陣の取材に応じ、身柄を確保された青葉真司容疑者(41)について「見たことも聞いたこともない」と話した。
京都府警によると、青葉容疑者は「小説を盗んだから放火した」という趣旨の話をしている。八田社長は同社が募集している小説の賞などへの応募状況について「チェックはするが、(容疑者の名前は)全然ない」と語った。
八田社長によると、スタジオの1階は主に作品の制作管理をする社員がおり、2階では動画の背景や仕上げを担当。3階は作画を担当する社員が多いという。全焼したスタジオについては「見たくない人もいるだろう。早い段階で撤去したい」と話し、公園や記念碑などを設置する案を検討しているとした。
新しい日経電子版のお知らせ
より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。
※もとの電子版にもすぐ戻れます。