【芸能・社会】米倉涼子 バースデー凱旋 主演ミュージカル「シカゴ」日本公演が大阪で開幕2019年8月2日 紙面から
女優の米倉涼子(44)が1日、大阪市のオリックス劇場で、主演ミュージカル「CHICAGO(シカゴ)」初日を迎えた。7月に米ニューヨーク・ブロードウェーのアンバサダー劇場で日本人女優初となる3度目の主演舞台を務め、来日した米キャストたちと誕生日に日本凱旋公演をスタートさせた米倉は「とにかくうれしい。皆さんに喜んでもらえるよう精いっぱい頑張ります」と意気込んだ。 大阪と東京の計22公演、4万5952席は既に完売の人気ぶり。2008年に日本人キャストでの「シカゴ」以来11年ぶりの大阪公演に米倉は「久しぶりなのでうれしい」と笑顔。共演の“盟友”アムラ=フェイ・ライト(58)は来阪するたびに大阪城を訪れたり、既に米倉と“秘密の場所”で食事したことも明かしながら「仲のいい親友同士で化学反応もあるし、毎回楽しみ」と喜んだ。 米倉が英語で歌う劇中曲「ロキシー」が7月26日から120カ国以上で有料配信が始まり、同31日には同曲が収録された日本盤CD「シカゴ」も発売。女優宣言から20周年の節目に歌手で世界デビューを果たした米倉は「うれしいけど恥ずかしい」と照れまくり。NHK紅白歌合戦などの目標を問われても「ないです。最初で最後だと思う。人前で歌いたくない」とキッパリ。ニューヨークでの初レコーディングも振り返り「できればもう1回やり直したい」と話した。 開演前には米倉の誕生日をサプライズで祝福。アンバサダー劇場をモチーフにした特製ケーキが登場し、アムラやピーター・ロッキアー(45)ら本場のミュージカル俳優たちがパワフルな歌声で「ハッピー・バースデー」を合唱すると、米倉は「すごーい。ありがとうございます!!」と感謝していた。 今年は「シカゴ」の初来日公演から20周年。日本でも米国でも存在感を増している米倉は次の海外目標を問われると「アンバサダー劇場には中国や台湾の方もたくさんきていただいたので台湾とか行きたい。小籠包食べたい!」と願望を明かした。大阪公演は4日まで。東京公演は7日から18日まで東急シアターオーブで。
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