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2019年8月2日 紙面から
阪神-中日 2回表1死一、二塁、平田が一飛に倒れる。投手藤浪=甲子園球場で(黒田淳一撮影)
暑苦しくて長い夜だった。中日は1日の阪神戦(甲子園)に2-3で逆転負けした。阪神先発・藤浪の制球難もあって8安打9四死球と毎回のように塁上をにぎわせながら、わずか2点しか奪えなかった。
荒れ狂う剛球。藤浪の150キロを超える真っすぐに、140キロ以上のカットボールやスライダーが時折、抜けてくる。木下拓が2度もぶつけられ、降板する5回途中まで四死球は8。それでも得点は1点だけだった。
「流れでいえば、あれだけフォアボールをもらったので、希望としてはなんとか3点、4点取りたかった」
与田監督も序盤の逸機を悔いる。初回は3つの四球で満塁。2、4回も塁上をにぎわせた。3回にはアルモンテのタッチアップが早く、アピールプレーでアウトになるという拙攻もあった。しかし、この日は拙攻という言葉では言い表せない状況だった。
藤浪とはオープン戦で今季2度対戦。2月のキャンプ中の北谷では、木下拓が死球をくらった。右打者の体に向かって抜けてくるのが特徴で、3月のオープン戦では、故障を防ぐためか、あえて左打者を並べたという経緯がある。公式戦で、引くわけにはいかなかった。
それでも脳裏に焼きつくイメージを、中日ナインが完全に振り払うのは簡単ではなかった。この日も制球がままならなかったとあっては、なおさらだ。指揮官も「簡単にバッターの恐怖心を拭い去るのは、難しいと思う。その中で対応しないと、なかなか勝つことができない」と悔いた。
「ストライクゾーンに来る球を打つことだけを考えて打席に立っていました。打てる球を仕留められず打ち損じてしまった」と平田はコメントした。意識しなかったとはいえ、珍しく2度の好機でいずれも内野フライを打ち上げた。ビシエドなどもそうだが、いつもとは違った。
藤浪の降板後もチャンスはあった。7回には一死二、三塁の同点機を生かせない。13残塁。この3連戦でなんと34残塁だ。
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