延長オファーを断っていた。ポルトガル1部・ヴィトーリア・ギマランイスへの期限付き移籍から復帰した名古屋グランパスのFW深堀隼平(21)が1日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターでの練習に合流。クラブ関係者によれば、ポルトガルのクラブからの1年間の延長オファーを断っていた。
復帰自体が本気だった。今年1月以来、7カ月年ぶりのグラ戦士。サッカー界関係者によると、延長オファーを受けてから、クラブ側と相談。自身の成長には復帰が一番だと結論を出したという。21歳ストライカーは「名古屋でプレーして、自分がどれだけ成長したのかを試したいという思いがあった」と意気込んだ。
屈強な海外選手との競り合いに勝つため、トレーニングで体重は約4キロ増量した。「夏に帰ってきて即戦力になれるのがベスト。結果にこだわってやっていきたい」。下部組織、トップチームを経てポルトガル、そしてクラブ復帰。すべての経験を生かす。